「東大」を遥かにしのぐ超エリート大卒の芸能人がこんなにいた!

 文部科学省の「学校基本調査」によると、令和2年度時点での全国の国公立大学は795校。その頂点に君臨するのが東京大学だ。

 だが、英国の教育専門誌「THE(Times Higher Education)」が毎年発表している「THE世界大学ランキング」の2021年版では、日本の大学で最上位の東大でさえ36位。アジアに限定しても中国の清華大学(20位)と北京大学(23位)、シンガポール国立大(25位)に次ぐ4位。あくまで日本国内における最難関大学という位置づけに過ぎず、世界基準ではトップ30にも入らなければ、アジア限定でもナンバーワンの大学ではないのだ。

 ここ数年、テレビ業界では東大生を起用した番組が多く、タレントとして活躍する者も増えているが、東大卒業生をそこまでありがたがらなくとも、芸能界には東大を上回る超エリート大学出身のタレントがゴロゴロいる。

 たとえばお笑いコンビ・パックンマックンのパトリック・ハーラン(50)とコメンテーターでラジオDJのモーリー・ロバートソン(58)は、世界大学ランキング3位の米・ハーバード大出身だ。

 日本人では、歌手の宇多田ヒカルが米の名門で同14位のコロンビア大中退。佐久間良子と故・平幹二朗の名優2人の子供で俳優の平岳大(46)は、コロンビア大大学院中退だ。

 さらに歌手のアグネス・チャン(65)は18位のカナダ・トロント大、元モデルで写真家の桐島ローランド(52)と、世界的タップダンサーの熊谷和徳(43)は26位の米・ニューヨーク大卒。
 
 意外なところでは、日本でも格闘家やプロレスラーとして大人気だったボブ・サップ(47)が同29位の米・ワシントン大卒。ビースト(野獣)の愛称で親しまれたが、今のテレビ界を席巻する東大ブランドを実は学歴で凌駕するインテリモンスターでもあったのだ。

 それぞれが現在も第一線で活躍しているが、これだけの経歴があれば普通のビジネスでも成功できたはず。人がうらやむほどの学歴を持ちながら自分の好きな道に進むのは、ある意味とてもスゴいことなのかもしれない。

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