先日、ブログで長女ソフィアさんが19歳で大学を卒業したことを明かした米国在住の女優・武田久美子。ソフィアさんは高校も飛び級で16歳で卒業しており、2度目の快挙。今後は医師を目指すというが、母親譲りの美貌でかつてはモデル志望。そのため、テレビ関係者の間では将来の女医タレントとしても期待が寄せられている。
ただし、飛び級経験のある有名人は彼女だけではない。あの宇多田ヒカルも小学校時代に2年生から一気に4年生へ進級。さらに17歳でアメリカンスクールを卒業し、名門コロンビア大学へ飛び級入学をしている。
また、女子スキージャンプの第一人者で冬季五輪3大会連続出場中の高梨沙羅も17歳で日本体育大学に飛び級入学。俳優の新田真剣佑も米国在住時に現地の高校を飛び級で卒業し、ドミニカ共和国の元大統領を曾祖父に持つタレントのユージもインターナショナルスクールに1年早い入学が認められている。最近はそこまで珍しいことではないようだ。
「ユージさんはその後勉強について行けず、落ちこぼれになったと番組で語っていましたが、一般的に飛び級は自身のキャリアにとって箔付けとなるステータス。米国では、飛び級した人の方がしていない人より平均年収が圧倒的に高いとのデータも出ています」(女性誌記者)
海外では日本以上に芸能人の飛び級は多い。映画「氷の微笑」などで知られる女優・シャロン・ストーンは、なんと15歳で大学に入学。多数のグラミー賞受賞歴を持つ歌手のアリシア・キーズは16歳で高校を首席卒業して宇多田と同じコロンビア大に。レディー・ガガも米国内で飛び級入学の難易度が特に高いことで知られるニューヨーク大学の芸術学部に17歳で進学している。
「米国では飛び級歴を持つトップスターが数多くいます。日本でも大学や大学院への飛び入学制度はありますが、まだ導入している学校は部分的で、今後一般化していけば、そうした経歴を持つ人が間違いなく増えるでしょうね」(同)
将来的には「東大」よりも「飛び級」がインテリ芸能人の称号になるかもしれない。