目指すは野際陽子!? 田中みな実「オトコ断ち」に秘めた“NHK大河”出演野望

 世情騒然となった、あのバカ売れファースト写真集から早1年あまり。昨年には女優としても頭角を現した、田中みな実(34)の新たなビジネス展開が止まらない。年明けからいきなり、5つもの新戦略が聞こえてきたのである。

 19年末に発売したファースト写真集「Sincerely yours…」(宝島社)が60万部突破の驚異的ヒットを記録。売れに売れ続けた昨年、田中みな実は、ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)の怪演が話題となり女優としてもブレイクした。「日経トレンディ」が選ぶ「2020年 今年の顔」にも選出されているほどだ。

 当然ながら今年も「最注目美女」として動向が注視される。そして本人も手をこまねいているはずがなかった。
 まずはさらなる飛躍、「本格派女優への道」を突き進む。民放局関係者が明かす。

「昨年11月に登壇した『ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞』の表彰式で『これまでエキセントリックな役柄が多いので、純度の高いラブストーリーをやりたい』と、イロモノ脱却に意気込みを見せていました。最近の彼女はことあるごとに『普通の役をやりたい』と口にしているんですよ」

 そんな田中が虎視眈々と狙うのが「NHK大河ドラマ」出演だ。昨年9月に出演した「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、自身に関する「大河ドラマ出演内定」報道を否定しながらも「お待ちしています」と意欲満マン。その意欲は思いのほか強く、すでに「NHK最優先」のスタンスに入っているという。

「22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での抜擢に向けた猛アピールを開始しているんです。昨年12月に彼女は西島秀俊主演のNHK土曜ドラマ『ノースライト』に出演したのですが、実は複数の民放キー局からも、同時期に放送されるドラマの出演オファーがあった。中には準主役でオファーされた作品もあったそうですが、それらを蹴って、彼女はチョイ役の同ドラマを選んだ。とにかくNHKとのつながりを持ちたいという野心と戦略が伝わってくるのです」(民放局関係者)

 同ドラマ出演の背景として、二重のウマミを指摘する声も出ている。

「『ノースライト』には宮沢りえ(47)が出演していたのですが、宮沢といえば『鎌倉殿の13人』に重要な役でキャスティングされている。田中はゲスト出演した12月8日放送のNHK『ごごナマ』で、あこがれの女優として宮沢の名前を挙げ、再共演の願望をにじませていました。露骨なまでの『大河に出たい』アピールなんですよ」(テレビ誌記者)

 田中が大河出演に向けて飽くなき執念を見せる背景には、すでに人生設計のモデルたる「先駆者」の影が見え隠れしていた。

「アナウンサーから女優に転身して大成功を収めた野際陽子ですよ。かつて演出家の武内英樹氏から『野際さんとタイプが似ている』と指摘されたことで、がぜん彼女は『現代の野際陽子』を意識し、目指すようになったと聞きます。野際といえば『いのち』『秀吉』『新選組!』と大河の常連。野際へのあこがれが、田中の女優活動のモチベーションとなっています」(民放局関係者)

 悲願成就に馳せる思いは生半可ではない。プライベートも徹底している。大手芸能プロ関係者が田中の胸中を察して言う。

「以前から田中は『結婚願望がある』とインタビューなどでたびたび語っていました。ところが最近、唐突に『今は誰ともつきあう気になれない』『まったく結婚を考える気になれない』とオトコ断ちの心境を親しい仕事仲間に漏らしているんです。その理由について本人は『気分の問題』とはぐらかしていますが、周囲は『スキャンダラスなイメージを嫌うNHKへの配慮だろう』とし、『大河出演までオトコ関係はご法度』とまで言われている」

 そんな田中が女優としての地位を万全にすべく、大河と並行して狙っているのが映画出演だというが、こちらもぬかりはなかった。

「22年公開予定の警察モノの映画で、田中を女性刑事役に抜擢する動きがあるんです。実現すれば、彼女のボディの魅力が存分に発揮されるでしょう。ボディラインを強調したスーツルックに加え、美脚を生かしたアクションシーン満載の役柄を想定しているようです。ビジュアル的にハマリ役となるでしょう」(多数の映画を手がけた脚本家)

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