お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーが司会を務め、「森三中」の黒沢かずこ、りゅうちぇる、そして、モデルでタレントのゆきぽよが出演。女性の「生理」をテーマに、あるある話から都市伝説にいたるまで、「生理」について本音でぶっちゃける特番「生理CAMP2020」(テレビ東京)が8月31日深夜に放送され、「あっぱれテレ東!」と話題になっている。
同番組はテレ東の人気番組「極嬢ヂカラ」や「アラサーちゃん 無修正」、さらには無観客フェス「新・大人の性教育 セクシャルマインドセットをバージョンアップせよ!」などを手掛けた局Pの工藤里紗氏が演出とプロデュースを手掛けたものだが、
「女性向け番組のなかでは単発のワンコーナーで『生理』をテーマに取り上げることはあるものの、『生理オンリーの特番』というのは、おそらくテレビ史上初なのでは。生理については『ガマンするもの』『しかたないもの』といったネガティブなイメージを持つ女性が多いなか、だからこそ眉唾の都市伝説も多い。番組では『正しい知識を得ることで、新しい選択肢が広がれば』をコンセプトにして、海外のカラフルな生理グッズを紹介するなど、様々な角度から生理にスポットを当てています。ただ、さじ加減を間違えると、単なる『下ネタ』にもなりかねないため、ゲストがどこまで本音でぶっちゃけてくれるかが、カギを握っていたようです」(テレビ誌編集者)
ところが、スタッフの不安をよそに4人のトークは大いに盛り上がり、性に関して超奥手な黒沢が初潮の際、親に言い出せずに半年間ティッシュで過ごしていたと語れば、ゆきぽよも、アンダーウエア姿のグラビア撮影における生理対策を初告白。そして「やっぱり生理用品はかわいくあって欲しい~。世界のものを見て、ポップでかわいく明るいのがいいな~と。そしたら、生理を楽しめる人が増えそう。あと、男性だって普通に知る権利あるわけじゃないですか。だからうちらが“ナプキンこそこそ渡す”みたいに『今日生理』みたいなことを普通に言えるようになるといいなと思いました」とコメントした。
放送終了後、SNS上には、
《生理CAMPよかった?!今はこの内容を地上波でできるのがすごい!ってなってるけど、それが当たり前になればいいな~ 》《ゆきぽよが最後に「女性も男性の身体についてちゃんと知りたい」って言ってたのもすごくよかった!》と、企画内容を称賛する女性たちの声で溢れたが、なかには《自分は男だけど、娘が思春期を迎えるくらいの時にも放送して欲しいな》《ならば、男性の生理現象でもある「夢精」や「ガマン汁」等も番組として取り上げてほしいね。男子の中には夢精でびっくりして思い悩んでいる人がいるかもしれないし》という意見も。
「ゆきぽよは一昨年、Eテレで性を扱った教育番組にも出演していて、10代男子からの『“早イキ”は治したほうがいいですか?』といった質問にも、『ゆきは、5分以上いっちゃったりすると、まだかな…ってなっちゃいます。まだ? みたいな。全然いいと思う。問題なし!』とストレートに回答するなど、同世代の目線で答える姿が10代の若者たちに支持されてきました。彼女は、ギャル系ファッション誌『egg』の読者モデルとしてデビューしましたが、中学時代はギャル男と交際、その後付き合った5人のうち彼氏4人が留置場か鑑別所に入ったことを告白するなど、いわば”恋愛の上級者”でもある。そのぶん、痛みも経験しているはずで、だからこそ、10代の若者たちの気持ちがわかるのでしょう。恋愛経験も豊富で頭の回転も速いので、今後は『性のカウンセラー』的な仕事もこなしていくのではないかと噂されています」(前出・編集者)
もしかしたら地上波で、ゆきぽよ先生の「性の授業」が観られる日も近い!?
(灯倫太郎)