日本テレビ「every.」で大誤報!坂道ファンの怒りを鎮めた藤井アナの神対応とは?

 8月12日に放送された情報番組「news every.」(日本テレビ系)が、紹介するはずのアイドルグループとは異なるグループの画像をオンエアし、番組内で訂正・謝罪する一幕があった。

 問題となったニュースは香港の民主活動家・周庭氏(23)が香港国家安全維持法違反の容疑で逮捕され、その後保釈されたという報道の中で起きた。保釈後、周庭氏は記者団の取材に対応し、「これまで香港の社会運動に参加してきて4回逮捕されたが、最も怖かった」と語るも、拘束中は日本のアイドルグループ「欅坂46」のヒット曲「不協和音」の歌詞が頭の中に浮かんでいたということも明かした。

「every.」では、この“獄中エピソード”を《「不協和音」歌詞が支えに…》というテロップを入れて紹介したものの、差し込まれたのは「欅坂46」のメンバーらの画像ではなく、同じ秋元康氏プロデュースによる「日向坂46」。異なるグループの画像を間違えて流してしまったのだ。この放送に一部の欅坂ファンは《取り扱うのに見分けつかないのか?さすがにやばい》《抗議で“通報しますた”》《ファン的には一番犯してほしくないミス》と、写真を間違えた番組の制作姿勢を強く非難する声があがった。

 しかし抗議の声ばかりでなく、《違いがわからなかった…》《メンバーの雰囲気も似ているから仕方ない》と、間違えてしまった番組に対する同情の声も同時にあがっていた。

 そんな同情的な声もあった中で、番組内では藤井貴彦アナ(48)がミスを訂正、謝罪した。

「周庭さんの保釈のニュースの中で、欅坂46としてお伝えした写真が別のグループの写真でした。私が詳しければ訂正できたのですが、力及ばず、大変失礼しました」と真摯な謝罪の言葉に、ネット上では《さすが藤井アナ、フォローが完璧すぎる》《謙虚さが推せる》《欅ファンとしてなんか“ありがとう”って気持ちになった。藤井さんやっぱすごいわ》と藤井アナを評価する声が多くあがった。

「コロナ禍での報道への真摯な姿勢や、適切で前向きなコメントが注目され、藤井アナの好感度は急上昇しています。ネットでは『藤井アナ語録』なるものが作られており、前向きなコメントを見習おうという人々が多く現れるほど。今回のアイドルグループの“写真誤掲載”の問題においても、『力及ばず』と間違いに気づかなかったことを猛省する姿勢を見せては、欅坂ファンもこれ以上番組を責めることはできないでしょう」(芸能ライター)

 藤井アナのファインプレーにより大炎上とまではいかずに済んだ”アイドル間違い”放送事故。藤井アナがアイドル事情に詳しければ、間違いはすぐに指摘されたのだろうか。

(浜野ふみ)

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