原田龍二も狂喜!? ネッシーの背中を捉えた「決定的写真」に世界が騒然

 英北部スコットランドのネス湖で生息するといわれる、伝説の生物、ネッシー。そんなネッシーの決定的瞬間を捉えたとする写真を巡り、世界中のネッシーファンの間で騒動が再燃しているという。

 きっかけは6月23日に英デイリーミラー紙がアップした1枚の写真だった。その記事によれば、英サウサンプトンに住む男性が昨年9月、休暇でネス湖のほとりにある観光スポット、アークハート城を訪れていた際、水面にさざ波が立ったため、写真を撮り始めると、突然大きな生き物の背中が水中から現れた。その生物の大きさは10mほど離れた位置から確認する限り、全長2.5mはあったという。ただ、特に関心がなかった男性は、すぐに写真を発表することもなく時が過ぎた。そして今年に入り、街がロックダウン。自宅にいる時間が増えたことで、撮影した写真を見直し、Facebookに投稿。大きな反響を呼び、それが記事になったというわけだ。

「ネッシーについては、水面から長い首を出した恐竜のような写真が有名ですが、実は、あの写真が捏造だったことはすでに知られている事実。しかも、これまで専門家チームにより幾度となく、衛星や音波探知機などを使った捜索活動が展開されてきましたが、未だネッシーの正体は判明していません。そんな中で今回の騒動になった写真は、かなり鮮明なものですからね。もしこれが本当にネス湖に住む生き物の写真であれば、ネス湖の歴史の中でも最大級に説得力を持つものになるはず。ファンの期待が集まるのも、当然かもしれませんね」(「未確認生物UMA」情報に詳しいライター)

 実は、日本でもネッシーを探すためにネス湖に潜った男がいる。それが、ミステリーハンターを自称する、タレントの原田龍二だ。

 原田は「世界の何だコレ!?ミステリー」(フジテレビ系)の人気企画「原田龍二の座敷わらし調査」で、これまで何度も各地の座敷わらしがいるとされるスポットに宿泊し、“怪奇現象”をカメラに収めてきたが、そんな原田が、同番組の収録でネス湖を訪ねたのは、一昨年のこと。

「ただ、ネス湖の中心部は水深が200m以上あり、水の濁りもあって、生物の実態を把握することが出来ず、夜営までしたものの、結局、それらしき生物を発見することはできませんでした。ところが、帰国した後、何気なく撮影した写真の中に、湖面に浮かぶ小さな影と、水しぶきらしい白い波が写っていたんですね。で、『スワッ、ネッシーか?』とスタジオ内が騒然となったんですが……」(前出・ライター)

 しかし、写真の画像解析を依頼した結果、調査機関の回答は残念ながら「わからない」という答えだった。
 だが、その後も原田は「ネッシー生存説」を唱え続け、今年6月に出演した「ひかくてきファンです!」(テレビ朝日系)でも、オカルトファンを熱狂させ続けてきた情報誌「月刊ムー」について「唯一無二の存在」と熱弁。「ネッシーはいます」と力説し、未確認生物(UMA)ファンから《よくぞ言ってくれました!!》と称賛を集めたという。

 以前から「三度の飯よりミステリーが好き」と語っていた原田だが、一芸に秀でる者は多芸に通ず!これで”オカルトタレント”という定位置は安泰か。

(灯倫太郎)

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