シンガポールに飛ばされた!?「半沢直樹」から滝藤賢一が消えたワケとは?

 7月19日に放送された堺雅人主演のテレビドラマ「半沢直樹」(TBS系)第1話の視聴率が、22%だったことがわかった。同ドラマは前作より数字をアップさせたという。

「19年に放送された第1シリーズの初回で19.4%を記録した『半沢』ですが、第2シリーズの初回はそれを上回る結果に。さらに、ネットでも『半沢直樹』が世界トレンドに入るなど大きな盛り上がりを見せました。今後は、第1シリーズで記録した視聴率42.2%にどれだけ迫れるかにも注目が集まりそうです」(テレビ誌記者)

 そんな「半沢直樹」の新シリーズは、前作の主要キャラに加え、半沢の部下役に賀来賢人や今田美桜、そして強烈なヒール役を演じる市川猿之助など、個性豊かな役者たちが多数登場している。だが、前作では毎回のように登場していた、ある人気俳優が姿を消したと視聴者の間で話題になっているという。

「前作の『半沢』では、主人公の同期社員役として及川光博や滝藤賢一が出演し、3人が絡むシーンが好評を博していました。しかし、今回登場するのは及川のみ。ドラマで酒を飲むシーンでは、及川がその所在を尋ねられて『シンガポールに長期出張中』と語っていましたが、新たに加わった“苅田”という同期の社員が、3人の中央に陣取っていました。この配置から察するに、もはや滝藤が戻るポジションはないかもしれませんね。そんな憶測も手伝って、視聴者からは『え、滝藤さん出ないの? 寂しい』『いきなり知らないおじさんが出てきて、半沢の同期って言われても…』『滝藤は体よく海外に飛ばされた? いったい何があったんだろう』と戸惑う声もあがりました」(テレビ誌記者)

 たしかに第1シリーズをこよなく愛したファンにしてみれば、堺、及川、滝藤の3人がそろい踏みのシーンを拝みたくなる気持ちも理解できるが…。

「滝藤といえば今年、大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)にて、重要人物である足利義昭を演じることが発表されていました。当初は“掛け持ち”も想定内だったかもしれませんが、コロナ禍の撮影中断で大幅にスケジュールが変更されました。大河は拘束時間も長いため、『半沢』のオファーを断るしかなかったのかもしれません」(前出・テレビ誌記者)

 今や売れっ子の滝藤も、「半沢直樹」第1シリーズで鬼気迫る演技が認められるまではほとんど無名の存在だった。半沢の同期の仲間に加わった“新メンバー”の発奮に期待したい。

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