待望の“前列”も満足な結果は残せず…。
チュートリアル・福田充徳が3月25日に放送されたバラエティ番組「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演。番組がスタートして10年半が経ち、ようやく初の前列に座っての収録を勝ち取った。
普段であれば、雛壇の座席は司会のくりぃむしちゅー・上田晋也から最も近い前列右端の席にネプチューン・名倉潤、ゲストを挟んで、前列左端の席にくりぃむしちゅー・有田哲平が着席。後列には右からネプチューン・原田泰造、福田、ネプチューン・堀内健、チュートリアル・徳井義実というフォーメーションとなっている。
ただ、この日は2時間SPということで、ゲストごとにレギュラー出演者たちがくじ引きをして、座席を決定。その結果、フィギュアスケーターの高橋大輔と、元フィギュアスケーターの村上佳菜子を迎えての収録では、福田が前列左端の席をゲットした。
福田が前列に座るのは、08年10月に同番組が始まって以来初のこととあって、「よっしゃ~」「こんなんなんですね」といきいきした表情を見せていた。ただ、一方で「正直、めちゃくちゃ緊張してますよ」とコメントするなど、初のフロント席にプレッシャーを感じている様子。
そして肝心の本番だが、結果からいえば普段の福田となんら変わらず、存在感は薄め。対して有田、徳井、原田、堀内のボケ4人衆は後列ながらもいつも通り、席を離れて、前に出てきて、即興の寸劇を披露するなど、相変わらずの存在感。それだけに視聴者からは「福田前列に来ても結局、空気じゃん」「わざわざ前列に置き物置かなくてもよくないか?」「福田は千載一遇のチャンスを潰したな」「これもはや戦力外通告でいいだろ」など、手厳しい意見ばかりが寄せられた。
「福田もリアクションをオーバーにとっていたりと、なんとか爪痕を残そうと頑張っていたのは伝わってきました。ただ、発言がテロップに載ったのはたった数回だけで、初の前列にしては残念な結果に終わってしまいました。ゲストのトークを遮って出しゃばる芸風ではないため、仕方がないところもありますが、いつもと何ら変わらないというのも残念ですよね」(エンタメ誌ライター)
視聴者の辛辣すぎる声には気の毒な気もするが、結果を残せなかったのも事実。福田が実力を認められて前列に座ることは今後もなさそうだ。
(田中康)