「炎の体育会TV」ジャニーズ水泳部オーディションに「出来レース!」の猛批判

 6月20日放送の「炎の体育会TV」(TBS系)にてスタートした新企画の「ジャニーズ水泳部」が、意外な展開で反響を呼んでいるようだ。この水泳部は番組レギュラーのKAT-TUN・上田竜也がプロデューサーとなり、芸能界No.1の水泳チームを目指すというもの。

 企画の発表当初には、総勢200人に及ぶジャニーズJr.から滝沢秀明副社長が厳選したという14人が実技オーディションに挑むということで、ネット上では《Jr.のゴリ押し》《タッキーのオキニしかテレビに出れないのか》といった批判が続出していた。そして放送でチームメンバー4人とサプライズ選出の1人が発表されると、その顔ぶれに《出来レースかよ!》との声があがったというのだ。

「チーム監督を務めるロンドン五輪銅メダリストの立石諒は、25メートル自由形で15秒台が目安と説明。その言葉通り、選抜メンバー4名のうち3名は実技オーディションで15秒台の記録を残していました。ところが13秒台で実技1位の基俊介と14秒台で同2位の新藤樹力は落選の憂き目に。その代わりに選ばれたのが17秒73と見劣りする根岸葵海だったことから、納得できないジャニヲタがいたのも無理はないでしょう」(テレビ誌ライター)

 4人目に名前を呼ばれた根岸は、今年3月に同番組で放送された「ジャニーズ陸上部」でも上田竜也監督のもと、最終メンバーに選ばれていた。それゆえ上田の寵愛を受けたゴリ押しとの声が出るのも無理はないところだ。だが一方で、水泳経験のあるファンを中心に《今回の選考には納得》との意見も少なくないというのである。

「番組では実技オーディションを2回実施。2回目の前には立石監督が国際大会の競技映像を見せ、《トップ選手の映像を一度だけ見て真似をする》能力を確かめたいと説明していました。ここで立石監督が重視する“コピー能力”を存分に発揮したのが、1回目と2回目で泳ぎがガラリと変わった根岸だったのです。それに対して落選した基と新藤は水泳経験が災いしたのか、泳ぎの変化はほぼゼロ。これでは《伸びしろがない》と判断されてしまったのも致しかたないところでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 二人のファンからは《選考結果には納得するけど悔しい》との声も。そんな基と新藤は立石監督から与えられた「もう一度泳いでもらって考える」というセカンドチャンスを活かすことはできるのか。その二回目に懸ける気持ちが今後の芸能人生を左右することになるのかもしれない。

(北野大知)

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