「今見るべき作品」ラサール石井の“映画絶賛ツイート”が心に刺さらないワケ

 現職の衆議院議員を追いかけたドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が6月13日に公開された。その映画に関してラサール石井が6月18日に「今見るべき作品」との絶賛ツイートを発したが、その内容に疑問の声が寄せられているという。

「なぜか石井は肝心のタイトルを二度にわたって間違えているのです。最初のツイートでは『君は総理になれない』と書いており、さすがに違い過ぎると気づいたのか同ツイートを削除しましたが、二度目のツイートでも『なぜ君は総理になれないのか』と間違ったまま。果たして間違いに気づいていないのか、それとも二度にわたって削除することを避けたのか。これではフォロワーから《本当にその映画観たの?》と疑問を呈されても致し方ないでしょう」(映画ライター)

 肝心のタイトルを間違え続けたせいか、このツイートに賛同するリプはほとんど付いていないようだ。しかし普段なら反安倍派を中心に賛同や応援のリプがばんばんと寄せられるものだが、これはいったいどうしたことか。

「同映画にはちゃんと公式サイトもあるのですが、石井はそのURLを貼るわけでもなく、同映画で取り上げられている衆院議員のツイートを引用しています。これでは映画の宣伝や応援ではなく、議員個人への応援に見えてしまうことは避けられません。石井の思想云々の問題ではなく、映画紹介やツイッターの作法として、今回のツイートはフォロワーからの賛同を得られなかったのではないでしょうか」(前出・映画ライター)

 映画を褒めるなら、上映館の情報などが掲載された公式サイトをまずは紹介すべきだったようだ。

(北野大知)

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