気の緩みに喝!! ワンオク「完全在宅Dreamer」動画の“メンバー格差”にファン驚愕

 沖縄遊びがバレて絶賛叩かれ中の山田孝之や新田真剣佑に聞かせてあげたい!? 日本が世界に誇るメジャーバンド「ONE OK ROCK」(以下、ワンオク)がYouTubeに「完全在宅Dreamer」をアップしたのは5月16日土曜日の夜だった。2010年にリリースした「完全感覚Dreamer」のパロディ動画に、世界中のファンは騒然となった。

 とはいえ、そこは魑魅魍魎が跋扈するネット動画の世界。安心はできない。なんつったって、「(自称)岡江久美子の息子」やらが登場して「母についてお話します」と告白したかと思えば、重篤状態が報じられた「金正恩の弟」が出てきて「兄は大丈夫です」なんて適当すぎる動画をアップするこのご時世、当然、ワンオクのニセモノが出てきたか…と思いきや、なんと、ホンモノのワンオクだったのだから驚くばかり。

 YouTubeのコメント欄には《まさかの公式チャンネルでワロタ!》《これは勇気づけられる!》《完全感覚を自宅で完全再現するとはクソかっこいい》などと驚きと称賛の声がアップされ、日本語がわからない海外のファンに向けて《”完全在宅” means “staying home perfectly”》と日本のファンが「完全在宅」の意味を英語で伝えるハートフルな一幕も。

「動画を見ればわかりますが、ボーカルのTakaが手にしているのはテレビのリモコン。またドラムのTomoyaが叩いているのは子ども向けのアンパンマンドラムですが、カット割などは本家『完全感覚Dreamer』のミュージックビデオを忠実に再現しています。驚くのはそのクオリティの高さ。緊急事態宣言が発令されて1カ月以上経ち、ちょうど“気のゆるみ”が指摘されたタイミングでの動画公開に、ファンは改めて気を引き締めて『在宅』に務めようと励まされたのではないでしょうか。また、ワンオクといえば、昨年に一部で解散説が取りざたされましたが、この動画を見る限り、4人の息はピッタリ。じつはこのコロナ禍にあって、4人はたびたびSNS上でトークライブを行っており、解散説を“完全払拭”する形となりました」(音楽ライター)

 そんな話題性もあって、「完全感覚Dreamer」はわずか5日間で再生回数は300万回を突破。コロナが去っても、まだまだ再生回数を伸ばしそうな勢いだ。そして、ある音楽関係者は、この「在宅動画」で意外すぎるポイントに着目していた。

「在宅で撮られたものだとして、いちばん気になったのはボーカルTakaの自宅。天井が異様に高いことに驚かされたファンは多いのでは。おそらく4メートル近くはあるんじゃないですかね。一般的な日本の住宅ではまずあり得ない天井の高さです。動画ではベースのRyotaが台所で手洗いをしたり、Takaが筋トレをしたり、Toruがボサボサの髪でギターを弾いたりと見どころはたくさんあるのですが、どうしてもTakaの家の天井の高さが気になってしまいます。ワンオクをあまり知らないファンは人気バンドにありがちな収入面での“メンバー内格差”を指摘しがちですが、15年以上の歴史を持つワンオクに限ってそういうことはないと思いますよ。実際、Takaと彼をバンドに加入させたToruは同じマンションに住んでいますし、これからも4人で息の合ったパフォーマンスを見せてくれるはず」

 5月21日、政府は新型コロナの感染状況などを見て、31日までという期限を待たずに緊急事態宣言を全面解除する可能性を示唆したが、まだ「在宅期間」だということを忘れてはいけない。ワンオクの「完全在宅Dreamer」を聴きながら、朗報を待ちたい。

(石川ともこ)

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