関ジャニ∞村上、大倉が過ごしたイチローとの「奇跡的な夜」

 米大リーグ・マリナーズ所属のイチロー元外野手の現役引退は、国内外に大きな衝撃を与えた。活躍の舞台は違うが16年に解散したSMAPや昨年引退した安室奈美恵さんのほか、平成を彩ったスーパースターたちが次々と姿を消していく中、イチローの現役引退は大トリとなった。

 芸能界にもイチローの引退劇に肩を落とす者が多い。スポーツ好きが多いジャニーズタレントもしかり。関ジャニ∞はおよそ2年前の奇跡的な出来事に思いを馳せている。

「メンバーの大倉忠義と村上信五が食事をしていると、話が尽きたので共通の友人である笑福亭鶴瓶をお誘いしよういうことになった。電話をかけると、先方はベッキーと食事中。合流したい旨を告げると、鶴瓶は『もう1人来るんやけど、そいつに聞かな、おまえらを呼ばれへん』とのこと。しばらく待っていると『大丈夫やから、○○で食ってるから来い』と店名を教えられて、大倉と村上はその宴席に駆けつけたそうです。すると、あとからひょこり現れたのが、アメリカにいるはずのイチロー。2人は当然、大興奮です」(芸能関係者)

 イチローは初対面だった大倉に「はじめまして」と挨拶。ミーハーな質問にも気さくに答えてくれ、野球のちょっとした裏ネタも教えてもらったという。だが、主催のはずの鶴瓶が酔っ払って先に帰ってしまった。

「取り残された4人のうち、村上は親しいベッキーとのおしゃべりが止まらない。1人になったイチローに積極的に話しかけたのは大倉。野球の知識がないにもかかわらず、なんとか沈黙を阻止しようと必死だったそうです」(前出・芸能関係者)

 ジャニーズタレントには野球少年が多い。有名なところでは、中居正広やKinKi Kids・堂本光一、KAT−TUN・亀梨和也や中山優馬ほか。そんなコアなファンからすれば、その日の大倉、村上が過ごした時間は夢のようだろう。

 レジェンドが引退した今、一生の宝になったことを痛感しているに違いない。

(北村ともこ)

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