江原啓之、コロナの一方で人混みの現状に不満爆発でも上がった“冷静な指摘”

 スピリチュアリストの江原啓之が3月18日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演した際、新型コロナウイルスが猛威を振るう中での高輪ゲートウェイの開業と、原宿の混雑ぶりを「許せない」と糾弾した。

 山手線新駅として14日に開業初日を迎えた高輪ゲートウェイだが、当日は5万4000人もの利用者が集結する“大盛況“となってしまい、自身も新型肺炎の影響でイベントの自粛を余儀なくされていたという江原は不満を爆発。

「この国難の時にね、こっちはオペラから何から全部公演が延期になってるのに、なんだ、高輪ゲートウェイに人がワーって(集まって)。あれは良いんですか? だって人混みがいけないってあれほど言ってるのにも関わらず」と憤り、高輪ゲートウェイも開業日を延期すべきだったと示唆すると、続けて、休校中の学生が集まる原宿駅にも怒りは飛び火。「学校が休校になって遊びに来てんの! それで誰もマスクもしてない」「もうみんな、年寄りに(ウイルスを)ばら撒いて、みんな殺していくんですよ。若い子は死なないから良いとか言ってね。それを出す親もなんなんだ、この国難に」などと休校中に繁華街へ外出する学生やその親にも苦言を呈した。

「そうした高輪ゲートウェイの開業や、学生が原宿に集まる状況について、『これ許して良いんですか、国会は!』と最終的に怒りの矛先を国会へと向けた江原でしたが、ネットでは『国会になんでもかんでも規制されたら嫌でしょ? なんでも国会のせいにしてはいけない』『国は関係ない。もし全員が自粛したらとんでもないことになる』『国は“不要不急の外出は控えて“って言ってるし、あとは個人の問題では?』との反発意見が多数上がっています。国会が外出禁止を要請することはできても強制することはなかなか困難であり、『パチンコ屋におっさん達がうじゃうじゃいるのに、子供はダメ、では理屈が通らない』という指摘もありました。江原自身のイベントを自粛せざるを得なかったことへの八つ当たりのようにも聞こえてしまいます」(テレビ誌ライター)

 もちろん不要なイベントは避けることが好ましいとはいえ、同時に、政府は子供の公園への外出については許可しており、ある程度のリフレッシュを取り入れることによって心身共に健康な状態でこの難局を乗り切る必要がある。江原の怒りも分かるが、国会への責任追及はやや的外れだと解釈されてしまったようだ。

(木村慎吾)

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