梅宮辰夫だけじゃない! ドS・浜田雅功の餌食になった大御所たちとの“絆”

 タレントの梅宮アンナが2月21日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演し、昨年12月に他界した父で俳優の梅宮辰夫さんとダウンタウンの関係性について言及している。

 アンナは、かねて梅宮さんの体調を気にしていたという浜田雅功が病院へ駆け付けてきた際、「辰兄、本当に今まで(番組の為に)最悪なことしてくれたよね」と号泣しながらバラエティー番組における貢献を感謝していたと証言。ダウンタウンがレギュラーを務める番組からのオファーは一度も断ったことがないという梅宮さんだが、強面俳優として任侠映画に数多く出演しており、そんな“芸能界の番長”に顔面パイ投げを見舞うことができたのは他ならぬダウンタウンだけだった。

 アンナによれば、梅宮さんは自分の頭を唯一引っぱたく存在である浜田との仕事をむしろ楽しんでいたといい、「父はとにかくダウンタウンさんの2人が大好きだった」と回想。プライベートでも親交を深めるほど、その関係性は確固たる信頼のもとで成り立っていたようだ。

「超大御所俳優である梅宮さんの頭をド突くといった行為は、他のタレントがやってしまえば一触即発の険悪ムードとなってしまうでしょう。ダウンタウンは他にも芸歴70年近い“巨匠”の堺正章や、大御所タレントの志村けんらを容赦なく叩くことでも知られ、過去にはバラエティー番組に出演すること自体が稀だった脚本家の三谷幸喜に対して、番組内の罰ゲームとして“鼻ワサビ”を強要し、三谷は2週間経っても鼻からワサビの残骸が出るほどだったと告白。後に『本当に死ぬかと思った』と嘆き、容赦なく三谷の鼻の穴にワサビチューブを思いっきり絞って流し込んだ浜田のドSぶりに唖然としていたようです。芸人の先輩だけでなく、畑違いの大御所にも忖度無しで挑む姿はまさに圧巻の体当たり芸といえるでしょう」(テレビ誌ライター)

 相方の松本人志が過去にラジオ番組の中で語ったところによれば、浜田はMCを務める際、他のタレントに対し“絶対に舐められたくない“という精神が働き、それが時に共演者への威圧的なツッコミに繋がるのだという。とはいえ、そんなダウンタウンの番組からの出演オファーを全て快諾していたというから、梅宮さんと彼らの間には周囲が想像する以上に深い絆があったということだろう。

(木村慎吾)

エンタメ