「先日、渋谷センター街店に張り出された、来客を求める『社長からのお願い』が大きな話題となった『いきなり!ステーキ』ですが、今度は社長が従業員に対しても“お願い”していたとされる用紙がツイッター上に出回り、再び驚きの声が上がっています」(ネットライター)
その用紙は、12月11日にツイッターのとあるユーザーが《潰れるのでは?と話題のいきなりステーキが今度は全従業員に怪文書を配りだしたんだが…》とのコメントと共に写真をアップしたもので、一枚の紙にぎっしりと文字が印字されている。
その文章を一部抜粋すると、「過去の絶大な人気の実績に安心して、お客様がお店に来るのは当たり前だと考えている人はいませんか。お客様のご来店によって支払われるご飲食の代金が皆さんのお給料になるのだと実感できていますか」と従業員に問い、「私は、この現実を厳しく感じて、現状を好転させる為の諸施策を打っております」とアピール。
さらに、「そこで『10月の社長の言葉』を皆さんのご両親、兄弟、友人にもお店に来られる様に進めて下さいと書きました。これは、私のお願いでもあります。現状を真摯に受け止めた時、皆さんの大切なお店の繁盛のためにも、身内の皆様にも盛り上げていただくことが大切です。どうか、このことを理解して下さい。一人でも多くのご来店に繋げてください」と従業員に対してもお願いをしているのだ。
「この用紙は、『ペッパーフードサービス』がホームページでも公開している社内報『馬上行動 vol.270』の『社長から皆さんへ』に記されている『「10月の社長の言葉」の趣旨を説明した私からのお願いの文章』とみられ、10月末頃に従業員に配布されたとものと思われます。客だけでなく従業員にまで“お願い”していたことに対しネット上では、《「親族連れてきて売り上げに貢献しろ」ってやばいだろ》など、想像以上に深刻と見る指摘が相次いでいます」(経済ジャーナリスト)
従業員は不安になるばかりだろう。
(小林洋三)