松本人志が天才なら、浜田雅功はドS。同級生のダウンタウンは56歳になった今もなお、お笑い界の最前線をひた走る。いわゆる“アラ還”だが、地元の関西、活動拠点の関東でも、それぞれがソロでレギュラー番組を抱えており、コンビそろって出演する長寿番組も続行中。あまたの後輩の目標となっている。
2人には信じられない実話も多い。プライベートの浜田をよく知る吉本興業の後輩芸人、ライセンスの井本貴史は、我が目を疑う衝撃現場に出くわしている。
「浜田さんが食事の席で、“大”を漏らしたというのです。それは浜田さんが心を許す仲間たちとフルコースのディナーを食べていた夜のこと。布張りのL字型ソファに座っていたそうですが、その日はオナラが多かった(笑)。すると浜田さんが突然、『ちょっと聞いてくれ。ババちびったかもしれへん。ちょっと便所行って、確認してきてええか』と席を立った瞬間、ソファはシミだらけだったとか」(芸能ライター)
居合わせた後輩は、呆気にとられた次の瞬間、爆笑と同時に総ツッコミ。戻ってきた浜田は、1発目のオナラで漏らしていたことを素直に打ち明けたという。
「井本は、その異変に早い段階で気づいていました。その日の浜田さんはタバコを次々と吸っていて、いつもよりハイペースだったそうです。本人にしてみれば、それは消臭のため。やることが子どもじみていますね(笑)」(同前)
井本は浜田より15歳も年下。だが、吉本芸人から久しく「浜田家の扶養家族」と揶揄されるほど、独身時代から浜田家にどっぷり。妻でタレントの小川菜摘から同性愛を疑われたことがあるほど、関係は濃密だ。
浜田がかわいがっている後輩はほかに、プラス・マイナスの岩橋良昌、どりあんずの堤太輝&平井俊輔、サカイストのまさよしがいる。その中でも大将は、絶対的に井本。その座を長年キープしている。
さすがは浜田の“異変”に真っ先に気づいただけのことはある。
(北村ともこ)