猛暑のなかでも食欲を刺激する、とんかつ専門店・かつやの新作「ねぎ塩カツ丼」(946円=税込=以下同)が6月20日から登場。夏バテ気味でも胃もたれせず、しっかりエネルギー補給できるさっぱり&がっつり丼の決定版だ。
“揚げ物×塩ダレ”の新境地
今回の主役は、鮭フライ・鶏ささみ・海老フライ・から揚げの4種の揚げ物に、特製塩ダレ・玉ねぎ・青ねぎをたっぷりかけた「ねぎ塩カツ丼」。記者は食べやすさ重視で、揚げ物が別皿で提供される「ねぎ塩カツ定食」(1056円)をオーダー。
まず鮭フライはサクサクの衣とふっくらとした身が絶妙。ごま油の香ばしさと塩ダレのキレ、レモンの酸味が絡み、暑い日でもスッと食べられる軽やかさを演出している。
それぞれの揚げ物が“主役級の仕上がり”
以下、記者が感じた具材の感想だ。
●鶏ささみ:丸ごと一本。淡白な肉質と塩ダレの相性が◎。カラシの追い足しで変化も楽しめる。
●海老フライ:素材の風味を引き立てる塩味がポイント。ソース不要で海老本来の旨みが際立つ。
●から揚げ:醤油ベースの味付け+塩ダレで、濃厚なのに重くない。ご飯との相性は抜群!
塩ダレでさっぱり完食、胃に優しい“夏カツ”
驚くべきはボリューム満点の4種の揚げ物を完食しても、胃がまったく重くならないこと。塩ダレのさっぱり感、ねぎのシャキシャキ食感、レモンの清涼感…。すべてが計算された“夏仕様のカツメニュー”となっている。
この塩ダレは売ってほしいレベル
ソースに頼らず“塩ダレ”で勝負した今回の限定メニューは、かつやの変化球シリーズの中でも大ヒット間違いなし。他のカツにも応用してみたくなる塩ダレの完成度に、「単品販売してほしい!」という声も出そうだ。
(小林洋三)