顔相で占う「次の総理大臣」とニッポンの未来(1)進次郎氏の「笑わない目」

 コメ大臣の鼻の穴が気になってしょうがない─。そう感じる人も多いのではなかろうか。プロの占い師に「顔相チェック」を依頼したところ、今回の備蓄米の大放出を裏づける鑑定結果が出た。では、「次の総理」にふさわしい顔とは? 未来のニッポンを明るく強くする「ポスト石破」をズバリと当てる!

 日本のコメをめぐって令和の“小泉旋風”が吹き荒れている。鼻息荒く備蓄米を大放出した小泉進次郎氏(44)だが、大きく開いた鼻の穴が気になって仕方ない。というのも、人相学の本で、

「鼻の穴が大きく見える人は金遣いが荒い浪費家」

 こんな説明を目にしたからだ。プロの鑑定はどうか。東京・池袋の「占い館セレーネ」代表の水森太陽氏に話を聞くと、

「進次郎氏は鼻の穴がよく見えるので、よくも悪くも溜まっていたものを一気に出す相。備蓄米30万トンを随意契約で一気に売り渡したのも納得できます。また、鼻の下にストッパーとなる“返し“がなく、口元が少し緩い印象を受けるので、歯止めが効かず、備蓄米よりも大切な何か、例えばコメの輸入拡大など、これまで守ってきた権利や文化まで明け渡してしまうリスクも‥‥」

 占い師で開運カウンセラーの脇田尚揮氏も進次郎氏の鼻を次のように分析する。

「この大きな穴からどんどん金やモノが出ていくイメージでしょうか。思慮が浅く、あまり先々のことを考えないからエネルギーを放出できるのです。しかし、鼻の穴はその人のエネルギーや馬力を示していて、吸い込む力もすごい。どんどん使ってどんどん入れる。ただし、進次郎氏は“今”を生きる人。お米が高くて買えない人をすぐに救うことができますが、その後に何か問題が起きても責任は取らない。そういう性格が見て取れます」

 それでも“コメ担当大臣”として存在感を示した進次郎氏を「参院選の顔」「次の総理」と推す声は多いが‥‥。水森氏が進次郎氏の政治手腕を占う。

「農協や関係団体の既得権益をぶち壊し、膿を全部出しきるという点では、父の純一郎氏(83)の郵政改革に通じるものがあります。国民から『コメが安く買えていいじゃないか』と支持されるかもしれませんが、その裏で何が起きているのか、注視すべきでしょう。ただ、鼻梁が高く、ビジネスの嗅覚が鋭いこともあって、ある意味では新しい繁栄へと導いてくれる可能性を秘めています」

 備蓄米をより安く、より早く届けたことで、庶民のハートをつかんだ進次郎氏だが、脇田氏の見立てはこうだ。

「唇が薄いので、非情な一面もあると見ていいでしょう。そしてビッグマウスの相も出ています。大きいことを言ったり、キャッチーなフレーズを打ち出して民衆の心をつかむのがとてもうまい。見逃せないのが耳。上の部分が尖っていますが、これは情報通であり、策略家によく見られる形。そして目をよく見てください。瞼の平行二重。これは物事をよく考える人の特徴で、笑顔を浮かべているように見えて、目は決して笑っていない。ピュアでエネルギッシュな政治家を装う策士と言っていいでしょう」

 コメの力と絶大な人気で進次郎氏が総理になる日が来るのか─。

「現時点で言えば、“総理の顔”ではないかもしれません。というのも、外面はよくても、内部、つまり自民党内で足を引っ張る人間が必ず出てきますから。失礼かもしれませんが、『令和の米奉行』でお役御免といったところでしょうか。過度な期待は禁物。総理になるには、より陰険になる覚悟が必要かもしれません」(脇田氏)

 50歳まで総裁選に出てはいけない─。父の助言は核心を突いていたかもしれない。

(つづく)

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