海外向けのノンバーバル(非言語)動画が大バズりし、日本人として最速でYouTubeの登録者数1000万人突破という記録を達成したのは、カップル系YouTuber・ヴァンゆんとして活動していたヴァンビだ。
スパイダーマンのコスプレで正体を隠して始めたチャンネルは、現在登録者数1870万人を持つ人気コンテンツとなり、今も国内のYouTuberランキングの上位に君臨している。そんなヴァンビは2024年3月、クリエイターを育てるSNSスクール「HERO’ZZ」の経営者となり、講師としても活躍中だ。
しかし開校当初は、「海外向けでバスった奴が日本人向けにバズり方を教えられるのか?」と、世間から厳しい声も上がっていた。
スクール事業がスタートしてから約1年。ヴァンビをはじめ、平瀬あいりやなな茶、こめおなどの人気YouTuberらが講師となり、生徒にはマネージャーがつき本格的な指導が行われたそうだが、どのような結果を残すことができたのか。SNSに詳しいライターがこう話す。
「2月17日に投稿されたヴァンビのXによると、介護予防の動画を発信している『ごぼう先生』というYouTubeチャンネルは、HERO’ZZに入って1年で収益が30倍となったそうです。また、男女コンビYouTuber・たまご3℃はイタズラ系のショート動画がバズり、登録者数15万人を超える人気インフルエンサーとなりました。ヴァンビのYouTubeチャンネルにも出演経験のある、365日辛いものを食べているという辛女は、あえて白いTシャツを着て激辛グルメに挑みTシャツが汚れていく様子を映したところバズり、登録者数を増やすことに成功したそうです。数多くのカリキュラムを駆使し、複数の生徒を人気インフルエンサーに育て上げているようですね」
YouTuberとして日本一となったヴァンビは今、経営者としてもトップを目指し、クリエイター育成に力を入れているようだ。
(佐藤ちひろ)