ワークマンの新作「ビジネスバッグ」が、サラリーマンを中心に早くも人気となっている。
電車通勤する都心のサラリーマンにとって「バックパック」はもはや必需品と言っていいだろう。革製の高級バッグもいいが、雨天時などを考えると防水性能の高い商品が欲しい。そんなニーズに応えたのか、ワークマンでは、秋冬の新商品に防水性と耐久性に優れた「アンブレテックス」シリーズを展開中だ。「耐切創(たいせっそう)」という切り傷に強い機能も加えている。
近年はゲリラ豪雨や大型台風などが多発しており、傘をさすことが困難な非常時も少なくない。当然、背負っているバッグはビショビショになってしまうが、そんなときでも同商品は「耐水圧1万ミリ」の防水性を備えているため、バッグ内の書類やノートパソコンも安心だ。
「防水性を謳うビジネスバッグは多いですが、登山リュックなどのように、止水ジップや圧着シームテープを使用している本格的な製品はあまり見かけません。ワークマンのバッグは縫い目から雨などが染みこまないようシールテープでカバーしているので、突然のゲリラ豪雨でも安心です。また背中のクッションや肩ひもが厚くなっているので、身体への負担も小さい。ビジネスバッグとして展開していますが、カジュアルなデザインを採用しているので、普段使いも十分可能です。また、7800円という定価もコスパに優れていますね」(グッズライター)
ワークマンではこれまでにも4000円ほどのベーシックバックパックを販売しているが、本体生地は防水素材を使用していたものの、完全防水ではなかった。高い防水性と耐久性が加わったことで、よりサラリーマンのニーズにマッチしたことが人気の秘密かもしれない。
(ケン高田)