歌手の和田アキ子がMCを務める情報バラエティ番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)でも、ここ最近はドジャースの大谷翔平情報を多くの時間を割いて伝えているが、3月24日の放送には視聴者から大ブーイングが巻き起こっていた。
番組冒頭では、大谷の通訳を務めていた水原一平氏の「違法賭博」問題を取り上げ、事件の概要を説明。和田は開口一番「コレ、映画になるんじゃないですか?」と驚きの表情を見せ、「私がもしこういう立場だったら、大谷クンよく2日間試合できたなと思って」などと、大谷の心中を察した。
その後も放送時間の大半を使って水原氏の事件を報じたが、終盤になると一転、今度は大谷の妻の真美子さんにスポットが向けられた。3月20日の韓国での試合では、真美子さんが「17回」も観戦中にテレビに映し出されたとして、一挙手一投足を解説付きで紹介。和田は「放っておいてあげてよ~」と苦笑いしつつもノリノリ。真美子さんが普段から持ち歩いているというZARAのショルダーバッグが紹介されると「プレッシャーになるよ」と言いつつ、しっかりとバッグを手にしてポーズを決めていた。
そんな中、視聴者から批判が出たのは、「田中真美子さんを独占取材しました」というコーナーだった。テレビ誌ライターが説明する。
「誰もが真美子さんの登場を期待したのですが、実際に現れたのは愛知県でサロンを経営する『同姓同名』の女性。もちろん真美子さんとは何の関係もなく、この演出に多くの視聴者から『意味が分からない』『ふざけすぎ』『カンベンしてくれ』と呆れ果てた声が出たのは言うまでもありません」(テレビ誌ライター)
連日の過剰報道で「大谷ハラスメント」なる言葉まで生まれる中、真美子さんとは全く関係ない別人まで持ち出した「アッコにおまかせ!」。ネタが無いなら別の話題を伝えてほしいものだ。
(ケン高田)