NHK“ポスト和久田麻由子”の有力候補/「女子アナ四季報」2024年春(1)

 日経平均株価が「バブル超え」の史上最高値を更新し、マネーゲームに沸く日本社会。テレビ業界に目を向ければ、過去に例がないぐらい“女子アナ株価”の大変動が生じていた。歴戦の美女アナ・アナリストたちが今後の動向を徹底分析し、推薦銘柄から“インサイダー情報”までを語り尽くす。

 今、買い注文が殺到しているのが、フリーの有働由美子である。株価急騰のきっかけとなったのは、帯番組の降板発表だった。

 テレビ関係者が話す。

「3月末で『news zero』(日本テレビ系)を降板して4月から同局の音楽番組『with MUSIC』のMCを担当することになりましたが、起用する側からすれば、かなりプラス材料です。平日の夜帯を降りることで、時間的な制約が減るのが何よりも大きい。また、報道キャスターの立場だと公平性の観点からCMやバラエティー番組で使いにくいのですが、この点も解消される。業界随一の話術の持ち主で『黒柳徹子の後継者』としても期待が高まっています」

 一方、夜の時間が空いたことで懸念されるのが飲酒トラブルだ。大の酒好きで昨年12月にも二日酔いで転倒し、顔面を負傷。「ワイングラスで手を切った」「無意識にメールを送っていた」など、飲酒による失敗談は枚挙にいとまがない。

 だが「それもキャラ」と笑い飛ばすのが、女子アナ評論家の丸山大次郎氏だ。

「有働アナは実力と親しみやすさを兼備している。飲酒トラブルでさえ、笑い話として人気につなげていますし、春からは音楽番組だけでなく、各局で引っ張りダコになるでしょう」

「日テレ縛り」からも解放され、4月からの有働株急騰は間違いなさそうだが、年初からストップ高となったのがNHKの山内泉アナだ。

「元日に発生した能登半島地震を速報で伝えた際『大津波警報が出ました! テレビを見ていないで急いで逃げてください!』と鬼気迫る口調で視聴者に向けて絶叫。とっさの対応に、局内では山内アナの評価がうなぎ登りで、稲葉延雄会長も『NHKの存在意義を示した』と絶賛。一躍“ポスト和久田”の有力候補に躍り出ました」(テレビ関係者)

 かたや、その和久田麻由子アナには大量の売り注文が殺到しているという。NHK関係者が耳打ちする。

「一昨年に産休で現場を離れ、昨春に『ニュース7』で復帰しましたが、この春から第二子出産のため2度目の産休に入ることが織り込み済み。エースの座を維持するのは厳しい状況になりました。山内アナのほか副島萌生アナ(32)、中川安奈アナ(30)ら後輩が台頭している中、復帰後に再び“和久田シフト”を編成すべきかは大いに疑問が残ります。来年にも独立するのでは、との見方も出ていますね」

 大幅に反落した和久田株だが、再高騰を見据えて「買い時」とみているトレーダーもいる。漫談家で女優・TV美女評論家のユリオカ超特Q氏だ。

「フリーになったら、各局から引く手あまたでしょう。『ぽかぽか』(フジテレビ系)なんかで、ぶっちゃけトークを披露したり、天然素顔を見せたら、天井知らずのストップ高。絶大な反響がありますよ」

(つづく)

エンタメ