フジ・井上清華vs杉原千尋「パグパン」が狙うエース超えの邪道/同期アナ「私が格上」バトル(5)

 フジテレビでは18年入社組の井上清華アナ(28)と杉原千尋アナ(28)が激突中だ。

「めざましテレビ」MCとして王道の出世コースをひた走る井上アナ。12月6日、13日に放送される「2023FNS歌謡祭」でも司会を任されるなど「フジの顔」に着々と近づいている。

 彼女についてフジ関係者が証言する。

「入社時から上昇志向と負けん気がとにかく強く、収録では台本がボロボロになるまで読み込んできていた。技術面も非常に巧みで、生放送中の臨機応変な判断力は『高島彩の再来』と呼ばれるほどの実力です。入社4年目でめざましMCに抜擢されただけのことはあります」

 もはや死角なしとも思われる井上アナだが、ここにきて不安要素が浮上した。

「今年に入り、体調不良で『めざましテレビ』をたびたび欠席。10月には7放送日連続の不在という異常事態となりました。過密勤務が背景にあるわけですが、頑張りすぎてしまう性格も災いしている。彼女が出演する番組のディレクターは『どれだけ休んだ方がいいと諭しても言うことを聞かない』とボヤいていましたよ。今後のさらなる飛躍は、体調のコントロールにかかっていると言えそうです」(前出・フジ関係者)

 一方の杉原アナについて、芸能ライターの佐藤勇馬氏がライバルとのテリトリーの違いを指摘する。

「井上アナのような王道路線はあきらめ、かつての高橋真麻のようにバラエティーを主戦場とした『NGなし路線』での浮上を狙っているのでしょう」

 入社2年目には番組で共演した石橋貴明から「パグに似ている」との理由で「パグパン」と不名誉なニックネームを貰っている彼女。明石家さんまからも「力士の小錦にしか見えない」と、これまた散々なイジられようだった。

 今年11月4日放送の「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」では、どんなドッキリでも断らない「アナ室の許可ガバガバアナ」として紹介され、貝殻下着にふんどし風の衣装という、女子アナにあるまじき女芸人「あぁ~しらき」のコスプレを披露した。

 同期で分かれた王道と邪道? 今後の杉原アナの大逆転に大いに期待しつつ、今のところは井上アナの圧勝である。

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