少年革命家ゆたぼん、普通の中学生になっていた

 昨年は「スタディ号」と名付けた軽トラックで父親と日本一周の旅を行い、全国の不登校の子供と交流。今年に入ってからもスタディ号の譲渡をめぐる騒動やボクシング挑戦など、多くの話題を提供してきた不登校ユーチューバーの少年革命家ゆたぼん。以前は毎日のようにその動向やアンチとのバトルが報じられていたが、最近はメディアで取り上げられる機会が激減している。

 今も動画配信やSNSは続けているが、ここに来て〝ある変化〟が起きている。実は、9月上旬にインスタグラムのストーリーズで「学校に行ってきました」と、登校していることを報告。その後もどうやら中学校に通っているようで、16日には「今日で期末テストが終わったので、友達と遊んでます!」とコメント。25日にはX(旧ツイッター)で、

「学校が休みの日でも朝から勉強して、昼からは友達と遊んで、夕方から夜までボクシング よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休む!文武両道を目指して今後も励んでいきます!人生は勉強や!」

 と、充実した学校生活を送っていることを明かしている。

 実は、3月にもXで「これから毎日休まずに学校に行って、宿題もやるのやで!人生は冒険やなくて、安定なのやで!」と投稿していたが、ゆたぼん本人と父親の中村幸也氏は、アカウントを乗っ取った人物による投稿だったとして否定。だが、結果的にはこれが現実となった形だ。

 髪型も金髪や襟足が伸びたスタイルから中学生らしい黒髪短髪となり、授業にも真面目に取り組んでいる様子。これにはネット上のアンチたちからも《俺たちとやりあったゆたぼんはもういないのか…》《こんなゆたぼんは見たくなかった》など嘆きの声も寄せられている。

「もともと彼はアンチ人気に支えられていた面もありました。強気な言動や、批判に一歩も引かない姿勢が彼の個性になっていますが、良くも悪くも〝普通の中学生〟になったことで世間的興味は削がれてしまった。ただ、なかには応援コメントを寄せる元アンチもいて、ユーチューバーとして活動しやすくなった側面があるかもしれません」(ITジャーナリスト)

 天敵であるアンチの意識すらも変えてしまったゆたぼん。やはりただの中学生ではなかったようだ。

ライフ