GACKT、“ジャニーズ擁護発言”で蒸し返された仮想通貨トラブルと17億円丸儲け疑惑

 ジャニーズ事務所の性加害問題を受け、大手企業が続々と広告起用の見直しを発表している。そんな中、GACKTが大手企業の“ジャニーズ離れ”について苦言を呈し、大きな注目を集めた。

「GACKTは9月9日に自身のXを更新し、企業のジャニーズ対応について『いやいや、ちょっと待て 各大手企業がこぞってジャニーズ事務所とのCMを打ち切るとか、検討するとかやってるが、そんな問題や噂は昔からどこの企業もスポンサーも広告代理店も耳にしていたはず、むしろ知ってたはず。アーティスト個人が何かやらかしてCMを打ち切るのはまだわかる。今回それぞれのアーティストは関係ない、というよりむしろ被害者。その彼らとのCMを打ち切るのは、そもそもおかしいし不気味でしかない』と指摘。そして『今回の対応は気持ち悪いの一言に尽きる この日本の乗っかり風潮がマジで不気味すぎる、まったく』と、一部企業の対応を批判しました」(芸能記者)

 この投稿には「さすがGacktさん、漢です!」「ほんとそう」と賛同の声がある一方で、「史上稀にみる性加害犯罪を起こした事務所と契約を切るのは当然」と反論も寄せられている。

 また、GACKTは9月12日にもXを更新し、「ボクのコメントに色々言う人もいたが、ボクは手の平を返すような人間じゃないし、なりたくもない。過去に何があったとしてもボクはジャニーズにいる彼らが好きだし才能に溢れる彼らを応援してる」などと、改めてジャニーズにエールを送った。だが、これらの発言がメディアに取り上げられたことで、GACKTにまつわる過去の騒動が蒸し返されているという。

「GACKTといえば2017年、仮想通貨『スピンドル』のプロジェクトに参加し、広告塔を務めていました。報道によると、当時『スピンドル』はGACKTの知名度も後押しし、上場前に総額220億円の資金を集めたのだとか。ところが上場前に最高で1スピンドル200円だったものが、上場後に1円以下に暴落したことで、投資家たちは大損害を被ることとなりました。一方でGACKTは、上場前に高値で売り抜け、宣伝報酬と合わせて約17億円ものお金を手に入れた可能性があるとも報じられています。このような騒動があったことで、今回CM打ち切り企業に苦言を呈したGACKTの『X』には、『仮想通貨で被害者を大量に出したくせに、何ご意見番みたいなこと言ってるの?』『ジャニーズよりもまず、あなたを信じて仮想通貨を買った人のことを応援してあげて』『せめてスピンドル購入者への説明責任を果たしてくれたら彼の言葉を聞く気になるのだが…』と、痛烈な意見が多数寄せられています」(前出・芸能記者)

 ジャニーズファンからは賞賛されている今回のGACKTの発言。だが一部では、ジャニーズ問題よりも先に、スピンドル騒動への説明責任を問う声が多いようだ。

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