GACKTの愛犬譲渡騒動で評価を上げた2人の芸能人!坂上忍ともう1人は…

 愛犬家にとって好感度はおいておいても、影響力のある人物の援護射撃は有難いことこの上なし!? GACKTの子犬譲渡騒動をめぐって、2人の芸能人の評価が爆上げ中なのだという。

 GACKTが自身のYouTubeチャンネルでペットロスに陥っている知人夫婦のために自身が5カ月間飼っていた子犬を譲る内容を収めた動画「GACKTが愛犬を里子に出しました。」をアップしたのは2月10日のこと。

 しかし、こちらが「子犬の気持ちがわかってない」などと愛犬家の反感を買い、19日時点で高評価が約1万件に対し、低評価は5.4万件にのぼる事態に。GACKTもニコニコ生放送などの配信で「その人のエゴと僕のエゴとは違う。みんなそれぞれのエゴでやっているので、何が正しくて何が間違っているかを言うつもりは毛頭ない」と、アンチを牽制する一幕も見られた。

 そんななか、2月18日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演したMCの坂上忍は、炎上騒ぎとなっているGACKTに対して、

「動物を家族ととらえている人にとったら、あの行為を受け入れることはできない人の方が多いと思う。それは僕も同じなんです。あの行為は僕には到底考えられない」と、自身も愛犬家のスタンスで今回の行動は理解し難いものだと説明。

 続けて、「5カ月飼ってて、飼い主は誰だって分かっている中、全然知らないところに行くわけじゃないですか。戸惑ってるのは確かなの!」と、保護犬を引き受けている立場として譲渡された側の犬の気持ちを思いやるコメントを披露。

 ただ、坂上も若かりし頃に愛犬を里子に出してしまった経験があり、その時の決断をいまだに後悔していると明かし、「僕が一番、GACKT君のことを非難できる立場じゃないのかもしれない」と前置きしつつも「今の僕からすると、『これはちょっと勘弁してくれ』って言わざるを得ない」と苦言を呈している。

 その後もGACKTの今回の行為については「あそこには動物の意思っていうのが入ってないんですよ。もっと言うなら人間の勝手なんですよ。僕から見れば、物としか扱われてるとしか見えない」と、批判している。

 そんな坂上の意見にネット上では「坂上よ、よくぞ言ってくれた。普段の発言は心に刺さらないけど(笑)」「信じられるのはワンちゃんだけて言ってるくらい心の闇がある人だけど、全くもって同じ意見」「対人間となると色々問題ある人だけど、今回だけは全面的に支持するわ」など、坂上を絶賛する声が愛犬家たちを中心に上がっている。

「坂上は番組収録でマレーシアにあるGACKTの自宅を訪れたこともあったりとそれなりの交流もあるだけに、今まで通り、知人に対しての忖度全開のコメントが出るものかと思いきや、今回は愛犬家として黙ってはいられなかったようですね。坂上は17年放送の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)で動物保護施設を訪れ、ワナにハマり、左前脚を失った障害犬のサンタを引き取り、義足をつけてあげたりするなど、そのワンちゃん愛は本物です。自身もかつて飼いきれなくなった愛犬を手放す行動を取ってしまったことを負い目に感じたことが、愛犬家に転身したきっかけのようですが、GACKTには自分と同じような後悔はして欲しくないという思いもあるのでしょうね」(エンタメ誌ライター)

 2月15日には歌手の浜崎あゆみが、愛犬チョコが22歳で天国に旅立ったことをインスタグラムのストーリー機能で報告。犬の平均寿命は14.48歳とあって、浜崎がどれだけ愛犬を大事に育てていたことがわかり、5カ月で手放したGACKTと比較する声も挙がっていた。

 GACKTの騒動が浜崎の耳に入っていたかは不明だが、そのタイミングの妙もあって、坂上とともに愛犬家からの株を大きく上げたことは間違いないだろう。

(権田力也)

エンタメ