4月期の主演ドラマ「波よ聞いてくれ」(テレビ朝日系)で金髪姿の破天荒なラジオパーソナリティー役を好演し、評価を高めた女優の小芝風花。ドラマだけでなく、CMやPR動画でも大活躍だ。
小芝は6月28日からのインスタグラムで、立て続けに新CMとPR動画出演を報告。日清MCTオイル、アイカラーマジシャン、厚生労働省「働き方改革」、SMBCモビット、やかんの麦茶と怒涛のPRを続けている。
ニホンモニターが発表した「2022年 タレントCM起用社数ランキング」では8社で7位。同社による23年上半期の同ランキングでは7社未満で圏外となったが、下半期の巻き返しは十分期待できる。
CM出演に勢いづいている小芝。6月30日発売の「フライデー」によると、小芝のCM年間契約料は5000万円で、女優の上戸彩、高畑充希、広瀬アリスらと肩を並べている。ちなみに女優&女性タレント部門では長澤まさみの8000万円がトップだった。
CMのギャラは長澤と3000万円の差があるが、企業からすれば小芝が〝お買い得〟とも考えられる。清純派女優として好感度は高く、今年は「波よ聞いてくれ」でも注目を集めた。7月17日放送開始のドラマ「転職の魔王様」(カンテレ・フジテレビ系)ではヒロイン役を務め、さらに評価が高まれば、ドラマやCMのオファーも殺到するはずだ。
「小芝が所属するオスカープロモーションでは、看板女優だった米倉涼子が20年3月に独立。その後も剛力彩芽や堀田茜、福田沙紀などが次々と退所しました。この危機にオスカーは〝ポスト米倉〟として小芝を売り出したと見られています。ここ最近の小芝の活躍を見ると、事務所の期待に十分応え、ポスト米倉の役割を果たしていると言っても過言ではありません」(芸能記者)
小芝の快進撃が続けば、今後もインスタグラムで新CMの報告が期待できそうだ。
(石田英明)