牛丼チェーン「松屋」は5月23日10時から一部を除く全国の店舗で「肉厚豚焼肉定食」「肉厚生姜焼定食」の販売を開始。発売前から《コスパがヤバい》とネット上では話題沸騰で、記者も早速食べに行ってみた。
双方のメニューは、通常の「豚焼肉定食」と「生姜焼定食」の3倍相当の厚さの豚肉を使用。4月11日から70店舗限定でテスト販売されていたものが、店舗数を拡大して全国販売となった。松屋ではこれまでも厚切りの豚焼肉定食や生姜焼定食を販売していたので決して目新しいメニューというわけでもないが、今回はなんと100円で肉厚豚を1枚(4切)増量することが可能で、最大4枚(16切)まで増やせるというオプションが用意されていた。
ということで、今回は肉厚豚焼肉定食(1枚盛600円、2枚盛700円、3枚盛800円、4枚盛900円)の最大枚数である4枚を注文。あらわれたのは、松屋のカレー皿いっぱいに敷き詰められた肉厚豚16切れ。これはなかなかの迫力だ。食べてみると非常に柔らかでジューシー。焼肉のタレがかけられているが、かなり優しめの味付けで肉本来の旨味を感じることができる。
ひたすら同じ味で食べるのは飽きてくるので、途中で卓上にある焼肉のタレ甘口や特製ソース、醤油、ポン酢などでの味変は必須だろう。個人的にはぽん酢と和からしでいただくのがオススメ。16切れを完食するとさすがに満腹になった。
これに味噌汁、サラダ、ご飯も付いて900円は確かにかなりの高コスパといえるだろう。なお、プラス90円で、鬼おろし、のりキム、ネギダレのいずれかを追加できるというから、いろんな味で楽しみたいという方は是非。
(小林洋三)