埼玉・越谷市にある二郎系ラーメンの店「夢を語れ 埼玉」店主のツイッターが炎上騒ぎを起こしている。
同店を訪れた客が店名をイニシャルで、「不味い」「もう2度と行かない」などとツイッター上で酷評。その投稿に対し、店主は客が注文方式を理解していないとして「コールの時に『にんにくなし』って言われた時点で、 クソ素人が来たなと思ってた」「こういう輩が入って来ない店を目指したい」などと直接リプライ。すると店主のツイートに非難が殺到し、店主はツイッター上に謝罪文を掲載。該当ツイートはすべて削除された。
2017年には、本家「ラーメン二郎」の仙台店もツイッターによる炎上騒ぎを起こしていた。ラーメン二郎は小(普通サイズ)でも結構な量がある。同店のツイッターによると、店員は初来店と思われる客に「大は多いので初めての方は小でと再三お願いした」にもかかわらず、客は大を注文。結局、客は半分以上残し、「食えるわけねーよ」と言ったとか。店員は「金払えば何してもいいという勘違いした態度。帰り際に人生初の『2度と来ないでくださいね〜』が自然と口から出てて驚く」とツイートし、怒りをあらわにした。
17年3月放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、お笑いタレントの松本人志がこの騒動に言及。SNS上では、仙台店の対応に賛否あったが、松本は「そもそも大を食われへん男に腹立つ。大くらい食えよ」と笑いを交えて私見を述べていた。
「松本は冗談を言っていましたが、二郎、二郎系ラーメンは量の多さもさることながら、トッピングを頼むことを〝コール〟と呼ぶなど、独特の注文方法があります。ちなみに、にんにくのトッピングはデフォルトと思われがちですが、通常はコールしないと入りません。この問題で、ラーメン二郎京都店の対応を巡りネットでひと悶着起きています。毒舌で知られるお笑いタレントの有吉弘行ですら、注文が難しくて怖いという理由で二郎に行けないと、以前にラジオ番組で明かしていたほど」(グルメ誌ライター)
二郎を初訪する際は、ネット上などで予習したい。
(石田英明)
*写真はイメージ