タレントの鈴木奈々が離婚していたことを明かしたのは4月18日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)。番組終盤に唐突に、
「さんまさん、実は私…離婚したんですよ。初めて言ったんですけど、テレビで。けっこう前なんですよ。2021年の夏です」
などと発言。共演者や視聴者を驚かせた。
元夫と話し合い「お互いのために報告しよう」と2年遅れの発表になったそうだが、視聴者が気になったのは離婚理由だろう。
「鈴木さんは17年頃から21年まで、妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の表紙やインタビューに継続的登場し、妊娠に向けた身体作りなどに取り組んでいました。一方で、鈴木さんの強い出産願望が旦那さんにとってプレッシャーになっていたのでは? という声もありました」(芸能記者)
20年放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演した時には、鈴木は夫婦の寝室が別々であることを白状。「かれこれ3〜4年は一緒に寝てないかなぁ」と、レス状態をにおわせた。21年8月に体調不良を理由に芸能活動を休止することを発表したが、離婚時期とぴたりと一致する。
それ以上に、鈴木が視聴者の同情を集める番組があった。占い番組の「突然ですが占ってもいいですか?」(フジ系)だ。休養前の最後のテレビ出演となったのだが、
「人気占い師の木下レオンさんから『聡明なお子さんを授かります。その子によって幸せな人生を切り開いていけます。ご自身の運気が子供とともに上がる。人生が変わる』などと占われたのです。これを聞いて鈴木は『私、子供できます?』と涙を流しました。視聴者はてっきり、やっと妊活が実を結ぶと喜びの涙を流していると思いこんでいたはずです」(エンタメ誌ライター)
ところが実際には、その収録の時期には夫婦関係は崩壊していたという皮肉なオチ。だからネットには「そんなデリケートな時期にトンチンカンなこと言われたら泣きたくなるのもわかる」「あの番組はずっと胡散臭いと思ってた」「結果的に騙されたけど、タレントさんだから本当のことを言えずにきっと辛かっただろうね」などと同情の声があふれている。
鈴木のリアクションには、バラエティタレントの“プロの仕事”を見た気がするが、反面、占い番組の信ぴょう性はダダ下がり。ともあれ、鈴木の今後の人生は笑顔あふれるものであってほしい。
(山田ここ)