19年11月、法律違反の薬物所持の容疑で逮捕され、翌年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を降板した女優・沢尻エリカ。その彼女が間もなく3年の執行猶予期間を終えて、芸能活動を再開させると見られている。
昨年11月には「六本木のラウンジ嬢に転身」という情報がネット上を賑わせ、一部の週刊誌や夕刊紙でも取り上げられたが、所属事務所の親会社であるエイベックスの松浦勝人会長は、自身のユーチューブ動画でこれを全面否定。
「これから俺たちが一生懸命あいつのためにやろうとしているときに、こういうくだらない噂が流れるのか」
こう憤りを露わにしていた。この噂についてはその後、沈静化していったが、今度は写真週刊誌「FRIDAY」が「歌手として電撃復帰」と報道した。これには芸能界だけでなくネット上でもこの話で持ちきりとなっている。
女優としての印象が強い沢尻だが、06年には主演ドラマ「タイヨウのうた」(TBS系)で演じた役柄と同じ名義で同名のシングルをリリースしている。すでにCD冬の時代に突入していたが、同年発売の女性アーティストの曲ではもっとも多い48万枚を売り上げ、07年にERIKA名義で出した2枚目のシングル「FREE」もオリコン週間ランキングで1位を記録している。
「歌手なら女優よりもテレビ地上波NGの影響が少なく、大手レーベルのエイベックスならプロデュースはお手の物です。動画では視聴者からのどんな質問にも答える松浦会長が歌手復帰報道に関しては一貫して口を閉ざしているのも気になります」(音楽ライター)
柴咲コウや松たか子のように歌手活動と両立させていたトップ女優もおり、沢尻個人も歌唱力は高く評価されている。あながち荒唐無稽な話とも言えないのだ。
「同じ法律違反の薬物で捕まったピエール瀧は現在、『電気グルーヴ』としての音楽活動のほか、俳優としてもNetflixなどのウェブドラマに出演しています。沢尻の曲は、これまでもドラマの主題歌や挿入歌に使われていますし、それが女優として出演する作品ならより話題になるはず。つまり、復帰後の売り出し方はいくらでもあるということです」(前出・ライター)
2月1日には、ラッパーのRYKEY DADDY DIRTYとの交際も報じられた。今年はエリカ様から目が離せなさそうだ。