三浦翔平も迷惑被った?ティラミス専門店「HERO’S」の大炎上騒動

 1月20日に東京・表参道にオープンしたばかりのティラミス専門店「HERO’S」の“パクリ騒動”だが、その後も炎上が収束しそうにない。
 
 事の発端は昨年12月、シンガポールのティラミス店「The Tiramisu Hero」の日本法人が公式HPで「2012年にシンガポールでつくった私達のオリジナルブランドロゴがコピーされ、只今日本で使用できなくなってしまいました」とした声明。これにより「HERO’S」が「The Tiramisu Hero」に酷似したロゴを商標登録していたことがネット上で大きく取り上げられ。“完全にパクリだ!”と大炎上したのだ。
 
「さらにHERO’Sと代表者が同じgram社が、パンケーキで有名な『gram』を同じような手口で“乗っ取っていたのでは”との話が拡散したんです。というのも、『gram』は同名の店があった大阪の心斎橋にパンケーキ屋を開き、その後、同名店は『bran cafe』に名前を変更。結局、閉店してしまった経緯があるから。つまり、この『gram』に味をしめ、『The Tiramisu Hero』にまで同じ手を使おうとしているのではないか、と噂されたんです」(ネットウオッチャー)

 gram社は、HPでこうした憶測について否定。「gram」は、大阪・南船場で別業態の飲食店を2014年4月に業態変更し、同じ場所でパンケーキ店として開業。後に法人化を経て「gram1号店」を現在の心斎橋に移転。その際、「gram1号店」の関係者が店舗の買取を希望し、新たに「bran cafe」を開いたのだと経緯を説明している。

「ただし『HERO’S』については『The Tiramisu Hero』のロゴの使用権を返す予定であることを発表している。こうしたゴタゴタによるイメージダウンは必至と見られ、イメージキャラクターに起用されている三浦翔平は少々迷惑を被った形となってしまった」(飲食店専門誌記者)

 改めてSNSの力を知る騒動と言えるだろう。

(小島洋三) 

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