マクドナルドも今年2度目!怒涛の値上げラッシュに「もう消費税を下げてくれ」の悲鳴!

 ファーストフードチェーン大手の「マクドナルド」と「ミスタードーナツ」が9月26日、今年2度目となる値上を発表した。
 
「マクドナルドは9月30日から価格を改定し、『ハンバーガー』は130円から150円に、『マックフライポテトMサイズ』は280円から290円など、6割の商品が10円から30円値上げされます。同チェーンは今年3月14日にも一部商品を値上げしていましたが、『昨今の原材料価格の高騰や、人件費、物流費、エネルギーコストなどの上昇、および急激な為替変動の影響を受け』再度の値上げに踏み切ったといいます」(フードライター)

 また、ミスタードーナツは11月25日から価格を改定。「ポン・デ・リング」は120円から140円に、「チョコファッション」は140円から150円に、44種中39種を10円から20円値上げする。こちらもマクドナルドと同様の理由で、3月1日に続き2度目の値上げとなる。
 
 これにネット上では、《値上げは仕方ないって理解はできるけど、物価ばかり上がって給料は少しも上がらず、これでは消費税を下げてもらわなきゃ生活ができない》《マックもミスドもまた値上げかよ。社会保険料や消費税を一時的にでも緩和するのが一番いいと思うが、政府は絶対やらないだろうな》《このままじゃ生活負担が大きすぎて夢も希望もない。消費税の減税措置でもしない限りは絶望感が消えない》など消費税減税を求める声が相次いでいる。
 
「同じく26日には、牛丼チェーン大手の『吉野家』も牛丼や豚丼などの丼商品を一律20円値上げすると発表しましたし、10月には値上げのピークを迎えて食品だけでも6500品目超が値上げとなる予定なので、絶望的になっている方も多いでしょう。しかも一方で、政府は物価高騰の対策として高齢者へのバラマキとも言われる住民税非課税世帯への一律5万円の支給をする。であれば、消費税減税くらいの思い切った対策をして欲しいというのが正直な気持ちなのではないでしょうか」(経済ジャーナリスト)

 庶民にとって、お先真っ暗の状態はいつまで続くのか。

(小林洋三)

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