ダウンタウンの松本人志が8月7日、コメンテーターを務める「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。新型コロナウイルスを怖がってマスクをしているのは5%と持論を示した。
日本感染症学会など4学会は8月2日、医療現場の逼迫などを理由に「症状が軽い場合は検査や薬のために医療機関を受診することは避けてほしい」と緊急声明を発表。番組では、この提言を受け出演者らがコロナ対策についてトークを展開した。
松本は、受診目安は「これだけ長引くと結局、専門家は〝自分自身〟でしかない。自分が自分の専門家。自分で決めるしか、ほんとないだろうなと」と、自分で判断することを提案した。マスクについては「〝あいつ、マスクしてない!〟とかなくしたほうがいい」と主張。厚労省は距離が確保されていればマスクは不要との指針を出しているが、それでもマスクをしている人に松本は「なんでマスクしてんねん!」と批判するのも違うと述べた。
マスクを着用するのもしないのも自分の判断で、個人の自由というわけだ。松本自身はマスクをつけているようだが、マスクをしている人を円グラフで表すと「コロナが怖くてしているというのはほんとにもう5パー(%)くらいですよね。ほとんどは〝やいやい〟言われたくないから」と率直に語った。
松本も他人から文句を言われないためにマスクを着用しているかのような発言だが、実際その通りなのだろう。
「同番組の5月15日の放送では、新幹線のグリーン車で乗客が3〜4人しかいないときもみんなマスクをしていたことついて『外国の人から見たら本当におかしな光景』と揶揄しています。21年12月放送では、マスク生活を続けていると声が小さくなるなど『絶対に性格が変わる』と批判。また、21年4月放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、マスクが〝パンツ化〟しているとおもしろおかしく表現しています」(芸能記者)
松本が堂々とマスクを外せる日はいつか。
(石田英明)