あまたいる潔癖症 タレントの中でも“本物”と言われた存在だけに、世間の衝撃度も大きいようだ。
お笑いタレントの今田耕司が11日に放送されたバラエティ番組「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)で、潔癖症キャラが“ビジネス”だったことをカミングアウトして共演者たちのド肝を抜いた。
番組では「バスタオルを洗う頻度」について、出演者たちがそれぞれバスタオルを洗う回数をパネルに書いて発表。
半分以上の出演者が毎日洗うとした中で、今田は「3日に1回」と回答。今田といえば、自他ともに認める重度の潔癖症で知られているだけに、共演者から「今田さんは意外!」と驚きの声が上がっていたが、ここで今田は「いやいや、オレ偽者やもん」と、ぶっちゃけ発言。
さらに今田は、「潔癖とかちゃうねん。あの、テレビ出たくて…」と、あっさり潔癖症がビジネスであったことを認めたのだ。なんでも、潔癖症のイメージは勝手に作られたものだったが、バラエティ番組での立ち回りやすさなどを考慮した結果、それをあえて否定してこなかったという。
また、旅行に行った際のエピソードとして「(下の肌着を)枚数入れ忘れたとき、そのまま昨日のやつ履いたりしてたもん」と、同じアンダーウエアを2日連続で着用したという今田らしからぬエピソードも披露した。
「まるでハウスクリーニング業者が掃除をし終えたばかりのような状態を常にキープするほど自宅の清掃を徹底しており、招かれた芸人仲間から、緊張してリラックスできないと言われているほどですから、今田が綺麗好きなのは間違いないでしょう。しかし、全部が全部許容できないというわけではないようです」(エンタメ誌ライター)
今回の今田のカミングアウトには視聴者からも「え、今田さん、潔癖症じゃないんかい」「マジか! 普通に意外だけど」「全体的に潔癖だけど、全てにおいて綺麗好きってわけではないってことなのかな」など、驚きの反応ばかりだ。
「今田が話しているように、潔癖症を自称していればバラエティ番組でとりあえずイジッてもらえますから、芸人でなくともキャラ付けのために潔癖症を装っているタレントは多いはず。例えばタレントの堀田茜は、18年3月放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)で、ファーストキスの後にウエットティッシュで唇が荒れるくらい拭いたというエピソードを挙げ、超がつくほどの潔癖症であることを明かしていましたが、それから2年後に放送された『ノブコブ吉村にキスされたい』(テレビ東京系)では、理想のキスとして『(男性が)タバコを一服した後にキスをするのがいい』『香水と汗が混じった匂いは最高!』などと、とても潔癖症の人とは思えない発言をして、ファンを困惑させていましたね」(前出・エンタメ誌ライター)
今田が“ビジネス”であることを認めた以上、今後、潔癖症を自称するタレントは、より懐疑的な目で見られることだろう。
(田中康)