公開中の映画「シン・ウルトラマン」が絶好調だ。
公式発表によれば、公開から3日間で観客動員数64万人、興行収入9.9億円を突破するロケットスタートを見せ、今年公開された実写映画ではトップに。5月20日までの累計でも動員103.2万人、興収15.4億円を突破するなど、大人気を博している。映画ライターが言う。
「国民的特撮ヒーローものだけに幅広い層から支持を受けているようですが、鑑賞後に最も感銘を受けているのは、66年に放送された『ウルトラQ』(TBS系)、66年〜67年に放送された『ウルトラマン』(同)をリアルタイム、もしくは再放送で何度も見ていた世代でしょう。54歳になるタレントの伊集院光などは、自身のラジオ番組で『生きててよかった』としみじみ感想を語っていたほどですからね」
そんな中、すでに劇場で見た人からは、出演する長澤まさみについて「ヒヤヒヤした」「マジかよと思ったわ」などといった声が広がっている。いったいどういうことなのか。
映画ライターが続けて解説する。
「『ウルトラマン』を見たことがある人は『あのシーンか』とすぐに思い出したでしょうが、禍威獣特設対策室(通称:禍特対)の分析官・浅見弘子役を演じる長澤が、巨人化する場面があるんです。驚いて見上げる人々の前で、ビル群の中を歩くスーツ姿の巨大な長澤をカメラが下から捉え、ついには跨ぐ格好となり、スカートの中が大映しに。その奥は真っ暗で何も見えないのですが、ハラハラしながらも、思わず目を凝らしてしまった男たちは多い。ただ、実際の撮影現場ではどうだったのか、気になるところではありますが」
長澤の「股ぐらド迫力映像」など、なかなかお目にかかることはできないだけに、貴重なシーンなのである。