NHKの桑子真帆アナウンサーが4月4日、報道番組「クローズアップ現代」にキャスターとして初登板する。4月1日まではニュース番組「おはよう日本」を担当し、NHKの〝朝の顔〟として活躍したが、夜の看板番組を背負う。
前身の「クローズアップ現代+」から放送開始時の番組名に戻し、放送時間も19時半からとゴールデン帯に復活。願ってもないお膳立てが整い、桑子アナも気合い十分だろう。
桑子アナは「ブラタモリ」「ニュースチェック11」「ニュースウォッチ9」「おはよう日本」など、NHKを代表する数々の番組に出演。「NHK紅白歌合戦」の総合司会を3度務め、平昌五輪開会式、東京五輪閉会式の実況も担当した。
着実にキャリアを積んできたが、たまにポカをやるのが気になるところ。平昌五輪開会式では〝閉会式を通じて〟と勝手に五輪を終わらせたり、東京五輪の閉会式ではアーティスティックスイミングの選手を紹介する際に〝マーメイドジャパン、新体操のみなさん〟と言い間違えたり……。
一方、桑子アナと〝Wエース〟といわれる和久田麻由子アナは高いアナウンス力と安定した進行で視聴者からの人気も信頼度も高い。桑子アナを1歩リードしている感があるが、4月1日の放送で「ニュースウォッチ9」を降板し、以降は特集番組の司会やナレーションを担当。レギュラー番組が消滅するという事態となったが、これは同日の「スポニチアネックス」が伝えてように、第1子妊娠のためだろう。3月に入ってから同番組での和久田アナは、マタニティっぽいゆったりした衣装が多かった。
「桑子アナのほうも、昨年9月に俳優の小澤征悦と結婚したばかりの新婚さん。これまでは早朝の『おはようニッポン』担当だったため、2人の生活リズムが合わせにくかったでしょうが、『クロ現』に異動したことで夫婦の時間もたっぷりとれます。桑子アナは今年35歳になりますので、和久田アナにつづいてオメデタという可能性もありそうです」(女子アナウォッチャー)
桑子アナ自身がクローズアップされそうだ。
(石田英明)