「カップヌードル100食分」を寄贈された羨ましいタレントとは?

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は3月7日、ロシアの侵攻を受けたウクライナでこれまで170万人が避難民となって国外に逃れたことを明らかにした。「多くは子どもで、第2次世界大戦以降、欧州で最も急速に悪化している難民危機だ」と指摘した。

 この危機に日清食品グループが動いた。ハンガリー日清がウクライナの近隣諸国に避難している人々に対し、インスタントラーメン10万食の無償提供を決定したことを3月9日、日清食品ホールディングスが発表。世界ラーメン協会と共同し、現地の赤十字を通じて届ける予定だという。

 ネット上では「日清食品は正義の行動をとった」「素晴らしい!」「最高の人道支援!」などと称賛の声が続出。「日清食品買います」「チキンラーメンをいつもより多めに買って応援したい」と、日清食品の商品を買って応援しようとする人たちも。

 ウクライナの危機にいち早く反応した日清食品。これまでも、有事の際には被災地などに数万食単位でインスタントラーメンを届けてきたが、過去には有名人の賛辞に応え、100食ものカップヌードルをプレゼントしたこともある。いったい、誰がそんな恩恵を…。

「モデルのダレノガレ明美です。ダレノガレは同社のカップヌードルの大ファン。2020年にツイッター上で『カップヌードル作った人は天才な気がする!』などとツイートしていました。その数日後、ダレノガレは『日清食品さんありがとうございます。丁度なくなったから嬉しい』とツイートし、5箱(100食分)のカップヌードルの写真を公開。ネット民は『(日清食品から)送られてきたんだ〜。いいな〜』などと羨ましがっていました」(芸能記者)

 ちなみに同社は、2008年5月から2021年3月までに、被災地などに677万食のインスタント麺を寄贈しているという。頭の下がる思いだ。

(石田英明)

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