元雨上がり決死隊の宮迫博之が渋谷のヨシモト∞ホールのはす向かいという一等地にオープンした焼肉店「牛宮城」。開店までの一連の騒動が「ヤラセだったのでは?」と訝る声が飛び出すほどオープン以来の大繁盛。客単価が1万円を超えるという高級店ながら、3月中は予約で一杯だという。
そして連日、吉本時代の芸人仲間をはじめ、青汁王子やホリエモンらインフルエンサーたちが同店の味をSNSで絶賛。これがまた世のグルメ人の興味をそそり、ネットには「評判のガーリックライス食べてみたい」「少し空いたら絶対に行きます」「宮迫さんこれで一気に巻き返しですね」などのエールが。一方で「値段的に美味しくて当たり前」「高いお金を出せば旨い焼肉店なんていくらでもある」など辛口批評もあり、賛否両論でバズっている状況だ。
ところが、そんな盛り上がりに一石を投じたのが、お笑いコンビTKOの木下隆行が同店を訪れたというスポーツ紙の記事だった。
「木下さんは2日、自身のインスタグラムで話題の『牛宮城』を訪れたこと報告。年商10億円ともいわれる『きのした』グループの超やり手会長でもあるお母様と一緒だったようですが、木下さんは『焼肉歴35年のオカンを連れて話題の【牛宮城】行って来た!まじでこりゃ、うままままーい!』と大絶賛。でも、このニュースについてはネット上に《あ〜あ一気に興ざめした》《『うままままーい!』という言い回しがイライラする》などと拒絶反応が出ています」(エンタメ誌ライター)
木下といえば後輩へのハラスメント行為がきっかけで所属事務所を退所。その後はテレビへ返り咲くことなく、YouTuberとして活動している。そんな木下が話題の焼肉店を絶賛したのだが、一部では「なんでこの人が?」とシラケムードが広がっているようだ。
「今回、牛宮城を訪れて評価している有名人には信者に比例してアンチも多い人が目立ちますが、残念ながら木下さんだけはアンチしかいないといっても過言ではない状況。それに宮迫さん自身も、闇営業がきっかけでYouTuberに転身したという経緯がありますから、木下さんの登場を受けてSNS上には『闇営業の宮迫の店ってだけでも引いてたのに、木下が出てきてダメ押しだな』など、冷めたコメントが目立つようになりました」(前出・エンタメ誌ライター)
多くの人を巻き込んで壮大な自作自演っぽさも漂う宮迫の焼肉絵巻。今回の「表営業」が正当に評価される日はくるのか…。
(小机かをる)