2月15日、ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは、4月1日より新しいコーポレートキャクター「リトルモス」を導入すると明らかにした。併せて、現行のキャラクターである「モッさん」は使用終了となることも発表されたのだが、ネット上では《モッさんなんていた？ マジで知らない》といった驚きの声が相次いでいる。
同チェーンは2022年が創業50周年になることから、店の顔となるキャラクターを一新。創業当時のキャラクターだった「モス坊や」（1974～87年）のイメージを受け継ぎ、シルクハットに蝶ネクタイ、ジャケットを着た子どもであるリトルモスが誕生した。同社によれば、「リルモスが持つ愛らしいイメージで、お客さまのそばに寄り添うお店づくりを進めていきます」としている。
しかし、そんなことよりも多くの人が気になったのは、引退するモッさんの方だったようで、ネット上には《そもそもモスにキャラクターがいたなんて初めて知った。しかも、モッさんってゆるキャラか？》《週一くらいでモスバーガー食べてるけど、モッさんの存在に全く気が付かなかった》《マクドナルドのドナルドはあれだけメジャーなのに、キャラの知名度の大差ヤバイ》《ここまで知られてないキャラも珍しいんじゃないか？》など、存在を知らなかったという声が殺到しているのだ。
「モッさんは09年からモスのキャラクターを務めているので、なんとキャリアは13年にもなります。ハンバーガーに足の生えたゆるキャラチックな外見で、公式プロフィールには“1972年板橋区生まれのアラフォー世代期待の星”と記載され、今やアラフィフですね。そんなモッさんは、実は各店舗の試食会や新規開店イベントに参加するなど全国を回っており、キッズメニューのおまけに付いてくるシールや塗り絵などにもたびたび登場しているので、小さなお子さんほど見かけたことがあるのかもしれません」（フードライター）
残念ながら3月いっぱいで引退となるが、ネット上で話題になっていることから、今が最初で最後のブレイクと言えるかも？
（小林洋三）
