お笑いコンビ・おぎやはぎ(矢作兼と小木博明)と、お笑いタレント・カンニング竹山が2月16日、「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演した。すると前日15日にテレビ復帰した、アンジャッシュの渡部建への本音がポロポロと……。視聴者に「多目的トイレ不貞」報道に負けないほどの衝撃を与えた。
渡部は2020年6月、複数の女性と多目的トイレなどで不貞していたことが発覚。以降、芸能活動を自粛していたが2月15日放送の「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)に出演し、約1年8カ月ぶりにテレビ復帰を果たした。
16日放送の「バイキングMORE」では、渡部のテレビ復帰を特集。おぎやはぎは渡部と同じプロダクション人力舎に所属。先輩にあたる渡部の再スタートにあたって連絡をとっていたかと思いきや、矢作は「全然取ってない」とまさかの告白。小木も「(連絡を)取りたかったけど番号変えられちゃっているし」と驚愕の事実を明かした。
渡部は人間関係をリセットするために一部の連絡先を消去したそうだが、なんと、事務所の後輩であるおぎやはぎも関係を切られていた。矢作は「仲は良かったけど、切られるほうに入っていた」と語るも、さほどショックは感じられなかった。
一方、サンミュージックに所属する竹山は渡部とコンタクトを取り合っていた。その理由について「相当おごっているからね。渡部くんにも、有吉(弘行)にもね」と豪語。飲食費をおごっているからこそ、渡部が竹山との関係を切らなかったと言わんばかりだ。その勢いで、「人を雑に扱う。調子に乗っている。それが渡部建だからね」と痛烈に渡部を批判した。
すると矢作もエンジンがかかり、「それが世間の印象と違うところ。(不貞騒動を起こしても)俺たちはなんとも思わない。周りの人たちはクリーンなイメージを持っていたから裏切られたみたいに怒っているけど、俺たちは〝悪渡部〟を知っているから」と暴露し、小木も「そういう人なのよ、めちゃくちゃ悪いんだから」と渡部の本性を暴露。これに竹山が「人のこといじるのは関東の芸人でナンバーワン、上手な人だから」と畳みかけ、小木が「いじるのすごいよね」と賛同していた。
渡部への悪口が止まらず、進行役の同局・伊藤利尋アナウンサーが「悪いコメント多いですよ」と注意を促すほどだった。
「とんでもない不祥事を起こしたとはいえ、芸人仲間の渡部が復帰するのですから少しはエール的な言葉があってよさそうなもの。それが口から出る言葉は渡部批判のオンパレード。おぎやはぎも竹山も、わざといじってメディアに出やすいよう畑を耕しておくといった感じでもなく、渡部の人間批評そのものでしょう。これはある意味、多目的トイレ不貞報道と同等に、渡部にとって痛い出来事だったかもしれません」(芸能記者)
渡部はとりあえず、“関東一のいじり癖”を直したほうがいいだろう。
(石田英明)