人気ブロガーで作家のはあちゅうさんが1月のブログにて、誹謗中傷の書き込みを繰り返した相手に損害賠償を求める裁判の判決についてコメントした。
投稿者は都内に在住する女性で、容姿への批判に始まり、「詐欺師」など事実無根の書き込みをネット上に繰り返し行っていたことから、名誉毀損の判決が出て、はあちゅうさんは無事勝訴となったようだ。
自身も誹謗中傷の被害に遭ったという元タレントの女性が、今回の件についてこう語る。
「実は私も、1年ほど前に誹謗中傷をされ、開示請求をした経験があるんです。だから、とても人ごととは思えなくて…。今回被害者のはあちゅうさんに寄り添った形の判決が出て、正直ホッとしています。以前より少なくなったとはいえ、芸能人への誹謗中傷はいまだにネット上に書き込まれています。私が思うのは、今後は芸能プロダクションが誹謗中傷に強い弁護士と提携し、タレントさんの負担にならないようどんどん情報開示を進めていけたらいいなと。あとは、人ってなかなか変わらないから、国の法律が変わるべきじゃないかと思うんです。誹謗中傷をした人に対して、さらに厳しい罰が科されるようになれば、気軽な気持ちでアンチコメントを書き込む人も減っていくと思います」
こうした事件がニュースになり、たくさんの人に知れ渡っていき、有名人への誹謗中傷がなくなっていくことを願うばかりだ。
(佐藤ちひろ)