お笑いコンビ・とんねるずが司会を務めるスポーツバラエティ番組「夢対決2022 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間スペシャル」(テレビ朝日系)が1月2日に放送される。しかし、問題もいろいろあったようで…。
同番組は2000年からスタートしたお正月特別番組。とんねるずとプロスポーツ選手がゲーム性を高めた独自のルールに基づき、さまざまな競技で対決するという内容だ。
今年で23回目を迎えるが、昨年10月31日に行われた収録で大きな事故があった。リオデジャネイロ五輪・卓球男子団体で銀メダルを獲得した吉村真晴選手が肋骨を骨折。全治8週間と診断された。同局によると、吉村選手は予定にはなかったレスリングを体験する企画に参加。他の出演者がうつ伏せになった吉村選手を上から抱えて反転させた際に負傷。同局は11月5日に事故が起きたことを発表し、謝罪した。
また、プロ野球・日本ハムの杉谷拳士選手は「スポーツ王」の人気企画「リアル野球BAN対決」に欠場する。杉谷選手は帝京高校野球部出身で石橋貴明の後輩。同ゲームでは石橋率いる「チーム帝京」の一員として常連だった。ところが、本職の野球では21年のシーズンは成績が低迷。ビッグボス・新庄監督からオフのバラエティ番組出演にNGを出されてしまったのだ。
「石橋は12日深夜、スポーツ番組の『S—PARK』に出演。『杉谷も芸能活動止められましたから』と残念そうでした。『もう野球選手だけになりましたからね。二刀流の芸人の部分が終わってしまったんですから。来年本当に頑張らないと』とエールを送っていましたが、杉谷とのコンビネーションは抜群でしたからね。キーマンを失った石橋の落胆は大きかったはずです。また、石橋は清原(和博)氏と『キヨさん』『タカさん』と呼び合うほど仲がいい。その清原氏が11月、新庄監督の就任会見について自らの公式Youtubeチャンネルで苦言を呈したことで、猛批判を浴びました。おそらくスポーツ王の収録時期もそのあたりでしょうから、野球ファンの中には今回の杉谷の欠場と清原氏の炎上発言を結びつける声もありました」(スポーツライター)
さて、今年の「リアル野球BAN」は“チーム帝京”が維持されるのか。どんな内容になっているのか。注目したい。
(石田英明)