「格付けチェック」効果? スーパーで「ほぼホタテ」品切れ続出!

 10月5日に放送されたバラエティ番組「芸能人格付けチェック 食と芸 術の秋3時間スペシャル」(テレビ朝日系)。同番組で個人65連勝中のGacktは重度の発声障害と持病の神経系疾患で無期限活動休止中のため不在だったが、番組内で紹介された〝ある食べ物〟が話題となり、スーパーでは品切れになる店舗が続出するなどちょっとした騒動になっている。

 その食べ物とは、最終チェックの味覚三択に出題された「ほぼホタテ」。味や食感、風味ともに本物ソックリで、アイマスクを付けた状態だったとはいえ、米倉涼子や知念侑李(Hey! Say! JUMP)、食通で知られる堺正章といった大物芸能人が誤って本物のホタテだと判断してしまうほどだ。

 ちなみに製造・販売元は、神戸市に本社がある水産練り製品メーカー大手のカネテツデリカフーズ。今回は姉妹商品の「ほぼウナギ」も三択のひとつに入っており、こちらは鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)と元乃木坂46の西野七瀬の2人が本物と勘違い。

 また、昨年9月に放送された同番組では、姉妹商品の「ほぼカニ」が今回と同じ味覚問題で登場。さすがにGacktは間違えることはなかったが、唐沢寿明が本物のズワイガニだと思い込んで不正解になっている。

 人気番組だけあって大手スーパーの店長は、「大量に仕入れているわけではないですが、人気番組だけあって放送翌日には棚から消えてます(笑)。今回もほぼホタテはすぐに売れてしまいました」と話す。

 実際、これらのほぼシリーズは同社が特に力を入れている看板商品。番組で取り上げられた宣伝効果は計り知れない。

「一般的にキー局のゴールンデタイムのCM料は15秒200万円が相場となっています。番組では味覚問題に25分ほどの時間を割いており、少なくとも約2億円に相当する宣伝効果があったはず」(大手広告代理店社員)

 実際に有名芸能人たちが本物だと思ってしまうほどの”ほぼシリーズ”。せっかくなら目を閉じて彼らと同じ条件で食べてみるのも面白いかもしれない。

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