「ポスト夏目三久」大混戦内幕をスッパ抜く(3)朝の実績ある宇賀なつみも候補に

 ところで現在のTBSといえば「あさチャン!」以外にも「ひるおび!」の恵俊彰(56)、「ゴゴスマ」の石井亮次(44)、「Nスタ」ホラン千秋(32)、そして「news23」は元テレビ朝日の小川彩佳(36)と、朝昼夕晩立て続けに外様のキャスターを起用している。

「そのため、自局生え抜きアナが育っていない。14年にフリーになった田中みな実以来、吉田明世(33)、宇垣美里(30)など主力級が続々とフリー転出、今年も笹川友里(30)、伊東楓(27)など中堅アナが退社している。局アナは実績を積んでも上がり目がないわけです」(スポーツ紙芸能デスク)

 過去には「NEWS23」に草野満代(54)と膳場貴子(46)、「ブロードキャスター」に久保純子(49)と、元NHKアナを三顧の礼で迎え入れているだけに、今回もサプライズ起用説がささやかれているが、

「ただ、TBSがいくら欲しくても、現状でNHKからフリーになりそうなのは桑子真帆アナ(33)ぐらい。しかも『おはよう日本』を担当している現状から、即移籍は現実的ではない。そうなると、フリーで朝の帯に対応できるのは元テレ朝の宇賀なつみ(34)くらいしかいません。局アナ時代は『モーニングショー』で実績を残しており、朝の顔にもふさわしい。大手に属さない個人事務所だけに、ギャラが抑えられる点も大きいでしょう」(丸山氏)

 朝の顔に抜擢されても「川柳居酒屋なつみ」(テレ朝系)の女将は続けてほしいところだが‥‥。

 女子アナに詳しいアイドル評論家の小谷哲氏が、激しさを増す混戦レースを看破する。

「朝の番組には硬派のキリッとしたキツイ顔より、優しい柔和な表情の女子アナが似合います。この4月からはNHK『あさイチ』は鈴木奈穂子アナ(39)、フジは『めざましテレビ』に井上清華アナ(26)を起用しました。どちらも正統派の美人でありながら、愛嬌のあるタイプなので、朝の雰囲気にピッタリとマッチしている。ただ、視聴率ジリ貧のTBSは他局と同じことをしても仕方がない。いっそ開き直って鷲見玲奈(30)を抜擢して、夏目にはない艶路線を開拓するのはどうでしょう。Gカップ渓谷がのぞく瞬間を見過ごすまいと、男性ファンが増え、視聴率も跳ね上がるハズ」

 秋のリニューアルに向けて、レースは動き出したばかり。アサ芸推奨の6人をゴール前で強襲する〝大アナ〟は現れるか。

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