昨年4月からスタートした報道番組「サタデーウオッチ9」(NHK)のキャスターに大抜擢された同局の赤木野々花アナ。彼女はその安定したアナウンス力に加え、癒し系アナとしても人気があり、「ポスト・和久田麻由子アナ」の最右翼として期待されている。
その赤木アナにフレッシュなライバルが出現した。19年に入局し、長野放送局から23年度に東京アナウンス室へ異動した川口由梨香アナだ。赤木アナと同じ、慶應義塾大学卒で、在学中は「フジテレビアナウンストレーニング講座アナトレ」を受講していた。4月からは「サタデーウオッチ9」のリポーターを担当する。
初任地の長野放送局では、ニュース・情報番組「イブニング信州」のキャスターなどを担当。首都圏の番組にも進出し、昨年9月には夏季休暇に入った上原光紀アナの代理キャスターとして「首都圏ネットワーク」「首都圏ニュース845」に出演した。今年1月29日には中川安奈アナの代理で「サンデースポーツ」のキャスターも務めている。
徐々に知名度を高めていった川口アナに反応した視聴者は多く、ネット上では《笑顔がかわいい》《かわいいだけでなく色気もある》《(同局の)鈴木奈穂子系の美人》と、その美貌を称える声があふれている。
「どれほど出番があるかわかりませんが、『サタデーウオッチ9』では赤木アナの強力なライバルになることは間違いありません。ただ、川口アナには弱点もあります。彼女は21年11月に放送されたニュース番組『abnステーション』(長野朝日放送)に、NHK長野放送局と長野朝日放送の共同企画の一環で出演したのですが、その時、ロケ先である十念寺(長野市)の『出世大仏』に願い事をするシーンがありました。彼女は『夜よりは朝型なので朝の番組がいいなぁ、いつか』と祈ったものの、『サタデーウオッチ9』を担当することに。取材は日中かもしれませんが、スタジオでリポートを伝えることもあるでしょう。朝型の川口アナには思わぬ落とし穴となるかもしれません」(テレビ誌ライター)
ともあれ、4月からの「サタデーウオッチ9」では、慶大卒美人アナ2人の美の競演が楽しみだ。
(石田英明)