あの韓国ドラマと酷似?北川景子主演「リコカツ」のヒットが確実視される理由

「国家機密だ!生放送で言うことじゃない!」

 4月10日に生出演した「王様のブランチ」(TBS系)で、主演女優に向かって声を荒らげたのは永山瑛太(38)。4月16日にスタートするドラマ「リコカツ」のPRのため、北川景子(34)とそろって出演していたのだが、ネタバレの危険を察知し、厳しく叱責する一幕があった。

 タイトルが示すように、「離婚活動」をテーマにした本作は、北川演じるヒロイン・咲とエリート航空自衛官の紘一(永山)が運命的な出会いを果たして「交際ゼロ日」で結婚。ところがいざ結婚生活をスタートさせると、価値観の違いなどから大喧嘩。新婚早々、離別を決意し、波風を立たせぬように離婚を目指すという異色のラブストーリーだ。

 番宣で登場した「ブランチ」では、司会進行役の佐藤栞里(30)が、「やっぱり気になるのは離婚をするかどうか…なんですけども、本当に離婚しちゃうんですか?」と直球の質問をぶつけたところ、北川は素直に反応。「私たちは知ってしまったんですけど、最近いただいた台本で…」と言ったところで、隣に座っていた永山瑛太が「国家機密だ!」と“情報漏洩”を阻止したのだった。

「『ブランチ』に出演した瑛太さんは、のっけから自衛官・紘一になりきっていましたね。とにかく目力がすごい。番組では見事に鍛え抜かれたマッチョボディを紹介するVTRが流れましたが、まさに“ザ・自衛官”といったオーラを身にまとっていて、その完璧な役作りに魅了されたファンも多いのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 実際、SNS上でも《すっかり紘一になりきってて笑った》《気持ちだけでマッチョボディになったとか言ってたけどしっかりトレーニングしているのは好感が持てる》《トレーニングシーンが流れたあとに『盗撮だ!』と叫んだシーンで吹いた》などなど、永山瑛太のなりきりキャラを絶賛するコメントが相次ぎ、大ヒットを予感させる盛り上がりを見せていた。

「ドラマで2人が知り合ったのは、北川さん演じるファッション誌の編集者が雪山で遭難して、航空救難団の紘一が救助にあたったのがきっかけ。ネット配信で大ヒットした韓国ドラマ『愛の不時着』も、ヒロインがパラグライダー中に韓国と北朝鮮の国境を越えてしまうという不慮の事故によって、人民軍で中隊長を務めるジョンヒョクと運命の出会いを果たします。『愛の不時着』は封建的な北朝鮮社会で育った兵士で、『リコカツ』は自衛隊一家で育てられたカタブツ男と、どこか似ている印象を受けますが、共通点はそれだけではありません。ヒロインの職業を比べると、『愛の不時着』はコスメ会社の女性社長で、『リコカツ』はファッション誌の編集者。『リコカツ』でも、ヒロインが相手男性のファッションセンスにダメ出しするようなシーンが見られるかもしれません」(エンタメ誌編集者)

 キャラ設定にこれだけの共通項があれば、“不時着ロス”を感じていたファンには願ったりかなったり。4月クールのドラマで大ヒットは確実かもしれない。

(石川ともこ)

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