綾瀬はるか「天国と地獄」が視聴率1位で石原さとみ”新ドラマ”にかかる重圧

 女優・綾瀬はるかの主演ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)の最終回が、3月21日に放送。見事、有終の美を飾った。

 同作は、刑事役の綾瀬とサイコパスな殺人鬼役の俳優・高橋一生の魂が入れ替わるというサスペンスドラマ。先が読めないストーリー展開が秀逸だったことに加え、入れ替わったときの2人の演技は素晴らしく、役者としての力量を見せつけた。

 全10話の平均視聴率は15.3%と高く、最終話では20.1%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下、同)。3月22日配信の「ORICON NEWS」によると、今年の全ドラマで1位の高視聴率を叩き出した(3月21日現在)。

 女優として実力、人気を高めた結果となった綾瀬。一方、心中穏やかではないのが綾瀬と同じ事務所所属で〝ホリプロ3人娘〟と称される深田恭子と石原さとみではないだろうか。

 深田は2020年放送の主演ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)の第2シリーズが爆死。平均視聴率は5.7%で、最終話は4.8%と撃沈した。今年、「ルパンの娘」の映画版が公開される予定だが、深田はヒットを祈るような気持ちだろう。

「深田よりも青ざめているのは石原でしょう。石原と俳優・綾野剛のW主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)が4月14日にスタートするからです。石原が海を愛する海洋学者、綾野がツンデレ御曹司を演じる期待のラブコメですが、綾瀬が『天国と地獄』で高視聴率をマークしただけにプレッシャーを感じていることは容易に想像できます。ここ数年、石原は2018年7月期の『高嶺の花』(日本テレビ系)、19年7月期の『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)、20年7月期の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)と立て続けにドラマ主演していますが、平均視聴率はいずれも2ケタ割れ。今回は正念場です」(テレビ誌ライター)

 綾瀬が〝天国〟ならば、深田と石原は…。

(石田英明)

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