高津監督も手を焼いた!? 元燕戦士のアウトすぎる“変人キャラ”が大反響!

 野球ファンが抱いていた謎がこの日で解けた!? 昨シーズンでヤクルトスワローズから戦力外通告を受けた元燕戦士の上田剛史氏(32)が3月4日に放送されたバラエティ番組「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に出演。衝撃のおバカぶりを明かし、視聴者をドン引きさせた。

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手も一目置いていた逸材で、15年には77試合に出場して14年ぶりのリーグ優勝にも貢献した上田氏だが、ふだん通りに出場した昨シーズン最終戦の翌日に戦力外を通告されるという異例のパターンとあって、野球ファンに驚きを与えた。

 この日の番組では監督に反省文を書くように言われて反省文を書くもなぜかご祝儀袋に入れて提出したり、携帯代をなぜか月10万円、年間で100万円払っていたという信じられないような非常識エピソードが明らかに…。

 さらに昨年6月に結婚した妻から交際前に「早くマーキングしてくれないと逃げちゃうよ?」と、告白を早くするように促すLINEを受け取るも、メッセージの意味が分からなかったというエピソードも紹介され、これに上田氏は「グーグルでマーキングを調べたんですよ。そしたら”〇〇〇〇かける”みたいなのが出てくるじゃないですか。『え、かけろってこと?』って、思っちゃって」と、あやうく尿をかけそうになったと振り返り、その勘違いぶりでスタジオの笑いを誘った。

 番組MCのマツコ・デラックスも思わず「ひでえなコイツ」と呆れていたものの、なんだかんだで上田氏を気に入っていた様子を見せていただけに、今後はおバカキャラとして芸能界でブレイクする兆しも感じられた。

 しかし、この今回の番組を見た野球ファンからは「いやいや、常識なさすぎるだろ」「う〜ん、戦力外に関しては同情したけど、球団の判断は正しかったかも…」「ヤクルトがセカンドキャリアを用意しなかった理由が何となくわかる」「高津臣吾監督も相当、手を焼いたのでは…」など、そのおバカぶりにドン引きする声も多数見受けられた。

「上田氏といえば、ホームランを打ったチームメイトがダイヤモンドを一周してベンチに戻ってきた際、中継カメラの前で当人よりも目立つパフォーマンスをすることでお馴染みでしたね。自身はベンチで出迎えて祝福する側なのに、カメラをやたらと意識したり、アフロ風のカツラを被ってみたりと、そのおふざけぶりは”上田新喜劇”と呼ばれ、チームのムードメーカーとしてのポジションを確立していました。上田氏は球界を盛り上げたいという一心で始めたそうですが、前代未聞のカツラパフォーマンスをしたことで試合後には相当怒られたようです。これまで、新庄剛志氏を筆頭に、パフォーマンスに力を入れる選手はいたものの、実力と実績が伴っているうえに、きちんと場を選んでおふざけをしているといった印象があります。しかし、上田氏の場合は変人ぶりが規格外ということもあって、球団側も早めに危険を察知して戦力外を通告したのかもしれませんね」(スポーツライター)

 アウトすぎる変人キャラで球界に再就職とはいかなかったが、今回の大反響もあって、おバカタレントとしてのポテンシャルには今後も注目が集まりそうだ。

(田中康)

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