2月9日発売の「週刊女性」にて、「嫌いな局アナランキング」が発表された。同誌は朝から晩までテレビにかじりついているという主婦1000人にアンケートを実施。結果、89票で2位のNHK桑子真帆アナに9票差をつけて首位に立ったのがテレビ朝日の弘中綾香アナウンサーだった。まさかの結果となったが、「あざと可愛い」を売りにしているだけに、男性視聴者の好感度はバツグンでも、女性視聴者からのウケはイマイチのようだ。
この“嫌われ者”の自覚は本人にも芽生えていたのかもしれない。弘中アナは2月3日に放送されたバラエティ番組「お願い!ランキング」内の水曜日コーナー「太田伯山ウイカの『はなつまみ』」に出演。最近、抱えている悩みを明かしている。
同番組は独自の目線で「はなつまみ者」の対処法について話し合うトーク番組で、弘中アナはゲスト進行役というポジションで登場。
番組終盤では「自分がはなつまみだなと思うことってあります?」と質問された弘中アナは「会社の上司には結構思われてるかな」と切り出し、自身が会社の上司から嫌われていると思う部分について答えている。
その内容について弘中アナは「『この仕事は違うと思います』とか『これはこうだと思います』とか、意見を結構いいがちで」と、平社員の立場でありながら、上司に意見を言ってしまうことが悩みだとか。
具体的な部分については「結構、いろいろな話をします。私が一極集中でやっていくと、『2〜3年後じゃあ誰がやるんですか?』みたいな、後輩をちゃんと育てていかないと会社として良くないですよね」など、自身に振ってもらった仕事についても思うことがあれば意見を伝えるとのことだ。
「プライベートの飲み会では『お前、童貞だろ?』などと同僚に対して毒舌発言を浴びせているという報道もあった弘中アナですが、言いたいことは言っていくというスタイルは仕事でも健在。昨年8月発売の『週刊文春』では、テレ朝のYouTube公式チャンネル『動画、はじめてみました』が再生数稼ぎを優先して過激な内容に走っていることについて、弘中アナが『女子アナのする仕事じゃない』と激怒しているといった内容の記事が報じられていました。記事によれば、弘中アナは局内の女子アナやプロデューサーに《制作スタッフは私達の将来を無視して、バズらせるためだけに動画を作っている。皆さん、気を付けた方がいいですよ》と警鐘を鳴らすメールを送りつけていたということでしたが、今回の悩み告白により記事の内容も頷けますよね」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、ORICON NEWSが毎年12月に発表する「好きな女性アナウンサーランキング」では2連覇を達成した弘中アナ。上司や視聴者に煙たがられるのを承知で、テレ朝がより輝いていくために頑張って欲しいところだ。
(本多ヒロシ)